楽CD THE FALCONS featuring SONNY MUNRO (UK SOUL JUNCTION)
2008 / 08 / 26 ( Tue ) THE FALCONS / GOOD GOOD FEELINGS (UK SOUL JUNCTION SJCD 5000)
1. Good Good Feeling / The Falcons (Big Wheel 333/4) 2. Has It Happened To You Yet / The Falcons (Lupine 124) 3. Standing On Guard / The Falcons (Big Wheel 323/4) 4. I'm Tempted / Sandy Hollis (Big Wheel 325/6) 5. Love You Like You Never Been Loved / The Falcons (Big Wheel 333/4) 6. I Can't Help It / The Falcons [with The Falcons] (Big Wheel 323/4) 7. In Time For The Blues / The Falcons (Big Wheel 331/2) 8. I'm A Fool I Must Love You / The Falcons (Big Wheel 321/2) 9. Love, Love, Love / The Falcons (Big Wheel 321/2) 10. Love Look In Her Eyes / The Falcons (Big Wheel 331/2) 11. Tables Will Turn / Sandy Hollis [with The Falcons] (Big Wheel 325/6) 12. You've Got The Power / The Falcons # 13. Happiest Days Of My Life / Sonny Munro ## 14. On The Other Side Of Pride / Sonny Munro # 15. Don't Leave Me Alone / Sonny Munro # 16. Why Do I Let You Do The Things You Do / Sonny Munro # 17. I'm Tired Of Being Your Play Thing / Sonny Munro ## 18. Standing On Guard / The Falcons [modern take] ## 19. Your Love Is Dy-No-Mite / Sonny Munro # 20. Finished Product / Sonny Munro ## # unissued ## previously unissued 2008 Notes : John Ridley The Precisions に続き、60 年代デトロイトのマイナー・シーンで魅力的な輝きを放っていたグループThe Falcons の登場だ。まず、CD ジャケットをご覧いただきたい、この 4 人は楽ソウル (p.177) でもシングル・レビューしているセカンド・ファルコンズ。リードの Sonny Munro が指パッチン、残るメンバーは並んで仲良くグゥーをしていますね。I Found A Love 等で有名な Wilson Pickett や Eddie Floyd が在籍していた名門グループ The Falcons が解散した後、63 年秋から The Fabulous Playboys 改め Falcons の名前を引き継ぎ活動したグループだ。このコンピレーション、Big Wheel のシングル全 8 曲に加え UK で人気の高い Lu-Pine 盤を収録、彼らがコーラスで参加している女性シンガー Sandy Hollis の Big Wheel 盤も両面聴ける。さらに、未発表曲と別テイクが各 1 曲、CD 後半には 70 年代中頃の録音となる Sonny Munro の未発表ソロ作品が 7 曲収録されている。全 20 曲、既に廃盤となっている Johnny Powers の音源をあつめた P-Vine の邦盤 3 巻コンピ Motor City Magic (楽p.309) と半分ほどが重複するが、Big Wheel の 4 曲と Sonny Munro の 3 曲はおそらく初めての CD 化であろう。ここで、John Ridley 氏のライナーも参考させていただき、楽本をちょっと補足しながら内容について触れていきたい。いつものことで話が長くなりそう、先輩ソウル・ファンの方から佐野君のブログは文章が多くて読む気がしないと言われてしまったが、我慢してくだされ。まず最初に Falcons を名乗る前の The Fabulous Playboys について。Carlis Sonny Munro がリード・シンガーで、James Gibson、Johnny Alvin、Frank Holt の 4 人がオリジナル・メンバー。デビュー・シングルは Federal から 56 年に The Ramblers 名義でリリースされている。名前を変えたのは同名の The Playboys との混同を避けたいとの King レコードの A&R マン Ralph Bass からの要請があったため。主にカナダでステージ活動をするかたわら、59 年には The Fabulous Playboys での最初のシングル I Fool You (Contour 004) を発表。Contour は当時彼らのマネージャーであったデトロイトの Robert West (Silhouette、Kudo、Lu-Pine、Flick 等のオーナーで、本家 Falcons を手掛けていた人物) のレーベル。これは私も持っていて、ドゥーワップものだ。その後、Frank Holt に代わり Alton Hollowell が新たに加入、以降は不動のメンバーとなる。彼らがソウル・グループへと脱皮するのは 61 年のこと、若き日の Don Davis がプロデュースした Forget The Past (Daco 1001) を発表、感動的なアーリー・ソウル・バラードで NY の Apollo からも再発されている。この頃、Don Davis は自身のレーベル Daco で The O’Jays のデビュー盤も制作しているが、2 枚とも Don Davis に目をかけていた Hazel Coleman (Berry Gordyの最初の奥さんThelma Colemanの母親、後に Thelma レーベルをスタートさせる) が資金を出してリリースされたもののようだ。The Fabulous Playboys の 2 枚目の Apollo 盤 Tears Tears Tears (Apollo 760) も Don Davis が手掛けており、JB の Please, Please, Please を下敷きにしたゴスペリッシュで重厚なバラードであった。一方、メンバーのソロ・シンガー転向等もあり、本家 The Falcons は 63 年の春には実体が無くなってしまう。そこで、彼らをマネジメントしていた Robert West が後継グループとして白羽の矢を立てたのが自分がかつて面倒をみていた The Fabulous Playboys で、新生 Falcons は Atlantic と Lu-Pine からシングルをリリースすることになる。本 CD には Sonny Munro の情熱的なヴォーカルがフィーチャリングされたバラード Oh Baby (Atlantic 2207) が未収録なのがちょっと残念だが、64 年にリリースされた Lu-Pine の Has It Happened To You Yet は UK では一番人気のブツ、弾けるようなリズムとエモーショナルな歌いっぷりで有無を言わせぬノーザン・ナンバーだ。その後、Mary Wells にまつわる Robert West のトラブルもあって、The Falcons のレコーディングも途絶えてしまう。そんな折、Big Wheel レーベルの Frank Kosian が彼らのマネジメントを引き受けることに。Big Wheel の 4 枚 8 曲は Sonny Munro & James Gibson が全曲ライティング、Dale Warren がアレンジとプロデュースに関わっているようだ。1 枚目と 2 枚目は 66 年のセッション、3 枚目と 4 枚目は 67 年のセッションでバックは Funk Brothers の面々。Good Good Feeling、Standing On Guard、I Can't Help It、I'm A Fool I Must Love You、Love Look In Her Eyes はいずれ劣らずのグレートな楽曲、充実した 60 ズ・デトロイト・サウンドが満喫できる。ほとんど Sonny Munro がメインで歌っているが、I'm A Fool I Must Love You のリードは James Gibson、この人も渋く味わい深い声で歌いあげてくれる。4 曲目と 11 曲目の Sandy Hollis は 66 年のセッション時にいっしょに録音されたものであろう。I'm Tempted は Sonny Munro とのデュエットと言っても良いほどで、力強くノーブルなミディアム。P-Vine 盤には未収録であった Tables Will Turn は The Falcons をバック・コーラスに配して歌われたチャーミングなビート・バラード。このシングルは Falcons の盤よりも珍しい、私も持っていなくてマイ・ウォンツの1枚だ。ライナー・ノーツによれば、Big Wheel の 2 枚目のシングルがリリースされた後、Sonny Munro に代わり一時 The Arabians の Edward Hamilton が The Falcons に加入、これはLou Beatty’s Detroit Soul (Grapevine) のライナーにも書かれていた情報で私も未発表曲があるのか無いのか気になっていた。実際に録音されたものもあったようだが、テープは消失してしまっているとのことで、ちょっとがっかり。Standing On Guard がそこそこヒットしたものの、運が無いのか Frank Kosian の金銭トラブルもありプロモーションも充分ではなく、セールス的には低調であった。68 年、Big Wheel に見切りをつけた彼らは Ollie McLaughlin の Moira から新たに The Firestones と名をかえて Buy Now Pay Later / I Just Can’t Wait (Moira 102) をリリース。本 CD には未収録だが、両面、Detroit Gold (Solid Smoke) というコンピレーション LP (楽p.312) で聴ける。Mack Rice が書いた Buy Now Pay Later はこれまでのイメージとはちょっと違ったハードでタフなダンサーでかなり興奮させてくれるが、これが最後のシングルとなってしまう。リリース・ナンバーは以上で今聴ける未発表曲は 1 曲のみ、ミディアムのダンサー You've Got The Power は P-Vine 盤にも収録されていたもの。抜群のフィンガー・スナッパ―、リードは Sonny Munro のような Jackie Wilson タイプではなく、もっとスムーズな歌い方をするシンガーだ。ライナーによると Moira 盤と同時期の録音とされているが、何となく Edward Hamilton の声に似ているような。まぁ、これは私の妄想であろう。グループは 69 年に解散、Munro は Invictus の 100 Proof (Aged In Soul) に参加、続いて Johnny Powers と契約し、75 年に Epic から 2 枚のシングルを発表している。制作には Paul Riser や Clarence Paul も関わっており、中でも凄いのが [Tears] Can Only Make The Problems Wet (Epic 50174) で、痺れが走るほど素晴しい。P-Vine 盤には Epic のシングル 4 曲が完全収録されていたが、権利の関係からであろう、残念ながらここには未収録。そのかわり、既発の未発表ナンバー 4 曲に加え新たに 3 曲の未発表曲が聴けるのが嬉しい。テンポのあるバラード Happiest Days Of My Life が私の一押しナンバー、爽やかなミディアム On The Other Side Of Pride も良いね。ピアノとタンバリンのみのシンプルなバックで歌われたデモ録音 I'm Tired Of Being Your Play Thing も美しく力強いバラードで泣ける。メローなミディアムの Your Love Is Dy-No-Mite では Al Green みたいなフレージングが垣間見られ面白い。Standing On Guard の modern take は Falcons とクレジットされているので 60 年代の録音なのだろう、モダンというよりはジャジーなアレンジメントとなっている。James Gibsonは 84 年に亡くなっているが、Sonny Munro は今も健在で、女性シンガーも加え Falcons として活動しているそうだ。なにわともあれ、デトロイト黄金期の瑞々しいサウンドと個性的なシンガー Sonny Munro の熱い歌声が今に甦るコレクションということで迷わず買いの 1 枚。CD リイシュー初参戦の Soul Junction、ぽつぽつと Grapevine / Soulscape 関連の未発表音源からシングル盤をカットしていたレーベルだろうか? 企画も仕事ぶりも文句なしで、今後のリリースも期待できそうだ。 ![]() |
楽CD THE PRECISIONS / THE COMPLETE DREW RECORDINGS (UK JOE BOY)
2008 / 08 / 20 ( Wed ) THE PRECISIONS / THE COMPLETE DREW RECORDINGS (UK JOE BOY JBE- 2008)
1. Such Misery (Drew 1001) 2. A Lover's Plea (Drew 1001) 3. Sugar Ain't Sweet (Drew 1002, withdrawn) 4. Why Girl (Drew 1002) 5. What I Want (Drew 1002) 6. If This Is Love [I'd Rather Be Lonely] (Drew 1003) 7. You'll Soon be Gone (Drew 1003) 8. Instant Heartbreak [Just Add Tears] (Drew 1004) 9. Dream Girl (Drew 1004) 10. A Place (Drew 1005) 11. Never Let Her Go (Drew 1005) 12. I Do, Don't You # 13. Such Misery / featuring Paul Merritt [bonus track] # 14. Send Me A Sign / Roger Fluker [bonus track] # 15. Baby You're Mine / Lou Ragland [bonus track] # # unissued 2008 Notes : George McGregor & Neil Rushton 楽ソウル (p.189) でも、もう少し人気も評価もあってしかるべきデトロイトのグループと書かせていただいた The Precisions。まさに待望のリイシュー、Johnny Powers の Sidra / Drew の全音源を収めたもの。ベリ・レアな Sugar Ain’t Sweet を含む 66 年から 68 年のデトロイト録音。グループの実力に加え、制作に関っているのが Dale Warren、George McGregor、Mike Terry、Brothers Of Soul といった錚々たる面々。さらに、バックを務めていたのはモータウンの Funk Brothers、James Jamerson (bass)、Earl Van Dyke (keyboard)、Don Davis (guitar)、Johnny Griffith (keyboard)、George McGregor (drums) といった最高のミュージシャンたち。これを聴かずしてなにを聴くと言いたい、60 ズ・グループ・ファン、ノーザン・ファンなら迷わず買いのコレクションだ。シングル盤はどれも粒揃いで、様々なタイプの曲が楽しめる。マイ・ベストは Such Misery かな、ノーザン・イントロ・ベスト 3 に入る何とも魅力的な導入部分、これは一度聴いたら忘れられない。話が長くなりそうなので、他のシングルについては楽本を参照いただくとして、ライナーを読んで気になったところ、未発表のボーナス音源について簡単に触れておきたい。まずはメンバーだが、65 年の D-Town 盤では、Michael Morgan、Willie Norris、Paul Merritt、Arthur Ashford のカルテット。66 年の Drew 盤では Michael Morgan、Arthur Ashford、Dennis Gilmore、Ron Davis、Billy Prince の 5 人、Billy Prince がリード・ヴォーカルで、途中でRon Davis は抜けて 4 人になっている。今にも飛び出してきそうな外箱の写真 (アポロでのライブ) を見てもらいたい、George McGregor の言によれば、彼らのステージ・パフォーマンスは The Temptations を凌駕するものであったらしい。未発表の I Do, Don’t You は George McGregor と Mike Terry の制作、You’ll Soon Be Gone に似た感じのアップ・ビート・ナンバーだ。13 曲目の Such Misery は Paul Merritt がリードのヴァージョン、シングル発売前に彼が脱退してしまったことでお蔵入りとなっていた。14 曲目の Roger Fluker は Precisions の振付け師、曲も良いし歌ってもなかなか。最後の Baby You’re Mine は 2006 年に UK からリリースされた The Precisions の 4 曲入り EP に収められていたもの。これは曲を書いている Lou Ragland (楽p.100) 自身が歌っているということで、音源発見当初の誤解を解くために収録されたようだ。苦しげでサッドな歌声が映えるミディアムのビート・ナンバー、クリーブランドはデトロイトに近いとはいえ、何故、Sidra のマスター・テープに彼の曲が残っていたのか気になるね。最後に、Precisions とは関係のない話を。ライナー・ノーツによれば、George McGregor がプロデュースした Timmy Willis (楽p.100) の Sidra 盤はマッスル・ショールズ録音とある。ということで、Jubilee の Easy As Saying 1-2-3 も南部録音の可能性ありかも。 ![]() ここで、Another Precisions のシングルを 2 枚紹介しておこう。 The Precisions / Take A Good Look (Hen-Mar 4501) – 1972 これは Philadelphia’s Precisions、デトロイトのグループと同じとしている資料もあるが誤りであろう。72 年の Virtue 録音。Sound Off 5 号のコメントをそのまま転載させていただく。この上なしの切なさやるせなさ、暗く沈みがちなリードに一歩引いたバック・コーラス。胸がウズウズ、心ゆくまで泣いてちょうだいと言わんばかりのフィリー・バラッドの大傑作。フリップの My Sense Of Direction はファンキーなビートのクールなダンス・ナンバー。昔はピンとこなかったが、今ではけっこうイケル。 The Precisions / What Would You Do (Wild 903) こちらは Boston’s Precisions、シングルはおそらくこれ 1 枚。Wild は Skippy White のレーベル、リリースは 70 年頃のようだが、音は幾分古めかしい。くるくる輪をかく楽しいテンポにのって軽やかに跳ねるダンサー、勢いのあるバッキングでさらに盛り上がってくれる。プレスの状態がイマイチで音に厚みがないのが残念だが、ノーザン・ファンなら持っていたいシングルだ。 ![]() |
SOUL 45 THE CREATIONS & EMANON’S
2008 / 08 / 19 ( Tue ) The Creations / Take These Memories (Virtue 101470) – 1970
The Emanon’s / Look In The Wants Ads (All Brothers 72869) – 1969 70 〜 73 年、Virtue から 6 枚、Liberty Bell USA から 1 枚のシングルをリリースしているフィラデルフィアの超甘々グループ。この Take These Memories を最初に聴いたのは 20 年近く前になるかな、場所はボストンのグループ・ソウル・コレクターのお宅であった。あの赤いレーベルとは違った Virtue のデザインに目を奪われ、そして出てくる音にも驚いた。待ってましたとばかりの印象的なイントロダクション、トランペットとドラムスに続く軽やかなファルセット。粘りのあるリズムにタメのあるテンポ、コーラスもばっちり決まって軽やかにステップを踏むダンス・ナンバー。ノーザン・ファンなら絶対の 1 枚だが、このグループとしてはちょっと別ものといった感じのシングル。彼ら本来のスウィート・ナンバーとなると、どれも差が無く高得点を挙げられる。マイ・ベストは You Make Me Feel So Good (Virtue 2521) かな、夢み心地に泣けるバラード。The Price I Have To Pay (Virtue 2518) も気分ののったこみあげ系スウィート、Peek-A-Boo (Liberty Bell USA 82073) は Desciples Of Soul (G.V. 01) のヴァージョンよりも好き。このグループのメンバーで分かっているのは、後に Teddy Pendergrass に代わり Blue Notes のリード・シンガーとなっている David Ebo と The Epsilons のメンバーであった Lloyd Parks の 2 人。次の The Emanon’s は The Creations 加入前に Lloyd Parks が在籍していたグループだ。シングルは 68 年の Phil La Of Soul 盤とこの All Brothers 盤の 2 枚のみ。All Brothers はフィラデルフィアの DJ で彼らのマネジメントをしていた Sonny Hopson のレーベル。Phil Gaber & Bobby Martin がプロデュースした One Heart (Phil La Of Soul 311) は甘くセンチメンタルなバラード。一転、こちらはドラムスが暴れまくるアップ・テンポ・ノーザン。行きっぱなしといったヴォーカルもかなりテンションが高い、決定力抜群のダンス・サウンドだ。さらに、フリップのインスト・ナンバー Bird Walkin’ も UK のノーザン・シーンでは人気が高い。このシングル、セカンド・プレスもあるがオリジナルはベリ・レア。ピクチャー・カヴァー付で Look In The Wants Ads / One Heart で再発盤が出ている。 ![]() The Ceations / Just Remember Me (Globe 102) – 1967 Creations / A Dream (Zodiac 1005) – 1967 Globe の Creations はシカゴ、Gerald Dickerson と Charles Boyd をメンバーとする Contributors Of Soul (楽p.172) の前身グループとなる。Globeでは 3 枚のシングルがあり、シカゴ・ノーザンが好きな方なら、全て聴き逃せない。Just Remember Me は都会のストリートを闊歩するようなしゃれたダンス・ナンバー、しゃがれたテナー・ヴォイスが心地好く弾んでくれる。情緒のあるダンス・ナンバー Oh Baby ! (Globe 100) も甲乙付けがたく好きな曲、こちらも胸がときめいてしょうがない。フリップの Plenty Of Love もご機嫌なダンサーだ。I’ve Got To Find Her (Globe 103) はファルセット・シンガーが中心に曲をひっぱり、インプレッションズっぽいかな。ウラは Globe 102 のフリップと同じく Times Are Changing というバラード・、メロディーはテンダーで穏当だが、リード・シンガーの歌いっぷりがディープで気分を盛り上げてくれる。続く Zodiac の Creations は楽ソウルでもちょっとふれたもの。デトロイトからシカゴを股にかけて活動したグループ Brothers Of Soul (楽p.171) のファースト・シングル。Gerald Dickerson のグループがあったためか定かでないが、Creations 名義はこれ1枚。A Dream については Roy "Cortez" Butler (楽p.24) のヴァージョンを楽本で紹介したが、こちらも素晴しい。文字どおりドリーミーに仕上がったノーブルでモダンなダンサー。リードは Richard Knight であろう。翌年、Brothers Of Soul (Shock 1313) でもリリースしているが、そちらでは Fred Bridges がメインで歌っているようだ。 ![]() |
楽CD THE BIRMINGHAM SOUND VOL.2 (Rabbit Factory 04)
2008 / 08 / 15 ( Fri ) BIRMINGHAM SOUND: THE SOUL OF NEAL HEMPHILL VOL.2 (Rabbit Factory 04)
1. Strickly Soul / Bobby Dobyne & The Barefacts # 2. Get Up And Get At It / Unknown # 3. Testify / Cortez Greer # 4. Matchbox / Ralph 'Soul' Jackson (S.O.B. 39431/2) 5. Let Me Be Myself / Chuck Mitchell # 6. I'm A Telling You / Wes Lewis # 7. Work Hard / David Sea # 8. Take My Hand / Frederick Knight # 9. Instrumental / S.O.B. # 10. Soulful Sound Of Music / Bobby Dobyne & The Barefacts (Crown Ltd 120) 11. Da Da Dee Dee Da / Cortez Greer # 12. Everybody's Doin' The Worm / Hope Parker # 13. It Slipped Right By You / Frederick Knight # 14. When You Wake Up / Fletcher Flower # 15. Set Me Free / Sam Frazier # 16. How When Or Where / Frederick Knight # 17. Stop By / Chuck Mitchell # 18. Let's Go To The End Together / Frankie # 19. Take Me Back / Sam Frazier # 20. Best Of My Years / Wes Lewis (Black Kat 8925677) 21. Let Your Sweet Love Surround Me / Ralph 'Soul' Jackson (S.O.B. 39431/2) 22. Knock In For A Second Chance / Lee Wilson (Black Kat 176297) 23. I've Been Lonely For So Long [demo] / Frederick Knight # 24. Set Me Free [alt version] / Ralph 'Soul' Jackson # # unissued 2008 Notes : John Ciba & Derek Evers 待つこと 2 年、John Ciba 氏編纂による The Birmingham Sound の第 2 弾。アラバマはバーミンガム、Neal Hemphill の Midfield スタジオから発掘された貴重な音源集。70 年前後から 76 年頃の録音となる全 24 曲、うち 19 曲が新発見の未発表曲。つい先週購入し、もう 20 回以上は聴いただろうか、歓喜に震えいまだに興奮さめやらぬといった状態だ。第 1 集 (楽p.248) よりもさらに粒揃いで、大きく期待を上回る素晴しい内容。ディープ・ソウル、サザン・ソウルが拡散していった 70 年代、マッスル・ショールズやメンフィス、ナシュヴィルといった南部のソウル拠点からはちょっと外れたバーミンガム。音楽ビジネスのあり方も大きく変わり、厳しい環境の中、そんな忘れ去られてしまいそうな地に豊かでディープなソウルが数多く残されていたことに驚き感激してしまう。まずは、シングル・コレクターを最も熱くさせてくれる曲からコメントさせていただこう。21 曲目、Ralph 'Soul' Jackson の Let Your Sweet Love Surround Me、楽ソウル絶賛、ディープ・ファン悶絶必至のグレート・サザン・バラードだ。バーミンガムではなく Fame で録音され Neal Hemphill のレーベルからリリースされたもの、Ralph 'Soul' Jackson は Rick Hall の制作で Amy と Atlantic にもシングルを残しているが、曲がイマイチ、でもこちらはど真ん中のソウルで文句なく凄い。このシンガーについては、UK ノーザン・シーンで絶大な人気を誇るモダンでディープな Black Kat のシングル Set Me Free / Take Me Back (Black Kat 276755) が第 1 集に収録されていた。本 CD のラストでは別録音の Set Me Free が聴ける。シングル・テイクよりもテンポ・ダウンしサザン・ソウルっぽいアレンジ、歌いっぷりもかなりラフでディーペスト、これにも参りましたと言うしかない。音に歪みがあったりするものの、私はイシュー・ヴァージョンよりも好き。ライナーを読むと、シングル・クレジットでは With B’ham Rhythm Section となっているが、実際にバックで演奏していたのは Ralph Soul Jackson のツアー・バンド The Explosions で、こちらが Midfield スタジオのバンド B’ham Rhythm Section をバックに歌われたものとのこと。Hemphill の Black Kat レーベルでシングル・リリースのあるものでは 20 曲目の Wes Lewis も人気が高い。楽ソウル (p.81) でレビューしたのは Roscoe Robinson 作の A サイド It’s Gonna Be Hard で Best Of My Years は B サイドの曲。77 年のリリースだが、録音は 70 年代の初めでライターに Sam Dees と並んで名前のある Frederick Knight がプロデュースしたものらしい。いかにも 70 年代のサザン・ソウルといった感じで甘いバラード。そして、同時期に録音されたとおぼしき Wes Lewis の未発表曲 I'm A Telling You には、なんでこんなものがとあせってしまった。69 年に発表されている Buddy Grubbs (Bell 772) と同じ曲ではありませんか。Pensacola の Pap Don Production で制作された Jerry Butler のヒット・カヴァーで楽ソウル (p.50) でもシングル・レビューしているもの。サウンドも歌いっぷりも Buddy Grubbs の Bell 盤を踏襲、伸びやかなディープ・ヴォイスが心地好く、オリジナルに勝るとも劣らない出来ばえとなっている。この歌えるシンガー、シングルは 1 枚のみだが、バーミンガムでは有名なキーボード・プレイヤーで Atlantic と Clintone にシングルのある Alpaca Phase III Band のオリジナル・メンバーだったそうだ。22 曲目 Lee Wilson の Knock In For A Second Chance も Black Kat のシングル曲、70 年代後半の音、シンセが入る軽快なバック・サウンドにのって苦しげなテナーが駆け抜けるサザン・アップ。アラバマは Huntsville の人、確証はないが声から判断するに USA にシングルのあるシンガー (楽p.248) も同じ人でしょう。Bobby Dobyne のダンス・ナンバー Soulful Sound Of Music もやはり Hemphill のレーベル Crown Ltd からリリースされたもの。このシンガー、シカゴの名門グループ The Artistics のメンバーであった Robert Dobyne のこと。もともとアラバマの生まれ。グループ脱退後、Frederick Knight とともにバーミンガム・スタジオでライターとしても活躍している。冒頭 1 曲目でガツンとやられた Strickly Soul は 69 年の未発表曲。粘りのあるジャンプ・ナンバーで Otis Redding っぽいフレージングが冴え渡りまことに爽快。Crown Ltd のシングルと同じセッションでの録音のようだ。この後、Dobyne は Kwanza、Kama Sutra、Now Sound などからもシングルをリリースしており、Spend A Lot Of Years [Loving You] (Kwanza 7714) は力作ディープ・バラードで、一聴の価値あり。残るは全て未発表ナンバー、初めて聴く曲ばかりでワクワクさせてくれる。まずは 2 曲目、正体不明の女性シンガーが歌う Get Up And Get At It。くだけた雰囲気でスウィングするダンス・ナンバー、バックのバンド・サウンドもご機嫌。ソウル・ミュージックの楽しさがいっぱい、スタジオの近所のミュージシャンたちが集まってギグしたものだろうか、これはかなり気に入ってしまって、リピートで繰り返して聴いている。次の Cortez Greer はジョージア州オーガスタのシンガー、ノーザン・ファンには Very Strong On You (Violet 101) というダンサーで知られている。バーミンガム・スタジオのライター&プロデューサーであった Jerry Weaver が書いた Testify と Da Da Dee Dee Da の 2 曲が聴けるが、特に後者のサザン・ダンサーが素晴しい。作者自身が Da-Dot-N-De-Da (Jackson Sound 1007) としてもシングル・リリースしている曲 (楽p.126)。Testify も深みのある声で歌われたミディアム・アップ。Cortez Greer にも驚いたが、Chuck Mitchell の方がシングル・コレクターには興味深いシンガーかもしれない。ルイジアナはバトン・ルージュの人、こんなところで出会えるとは思ってもいなかった。ソロで Your Good Loving / Her Precious Love (Budix 133)、The Herculoids 名義で When Something Is Wrong With My Baby (Herculoids 1002) と僅か 2 枚のレア・シングルを残すのみ。The Herculoids は Whit や J-Mer にシングルのある Merle Spears とデュオで歌ったもので、かなりエキサイティングな Sam & Dave のカヴァー、CD リイシューもされていて Confessing : Deep Soul From New Orleans (UK Grapevine) で聴くことができる (楽p.277)。Roscoe Robinson がバーミンガムに連れてきたようで、Let Me Be Myself は第1集にも収められていたRoscoe の曲。オリジナルと比べるとあっさりしているが、テンダーなテナー・ボイスで気風の良い歌いっぷりだ。Stop By [Here, Lord] も Roscoe Robinson が The Five Blind Boys Of Alabama で歌っていたゴスペル・スタンダードで、こちらも熱っぽい。ゴスペルと言えば、地元バーミンガムでゴスペルを歌っていたのが若き日の David Sea。昨年 11 月、テンプテーションズの日本公演でも David Ruffin 顔負けのシャウトで実力を見せ付けてくれた。彼の最初のレコーディングは Midfield スタジオで Jerry Weaver がプロデュースしたもの。世に出ることはなかったが、この The Birmingham Sound のおかげで日の目を見たことを喜びたい。重いリズム・ナンバー Hard Work、第1集の Bobby Womack みたいにめちゃくちゃディープな 2 曲も衝撃的だった。86 年 Magic City 盤で注目された David Sea、初期のシングルでは 82 年 Hy-Tyde (T-Jay) から 1 枚、84 年 Hemphill の Crown Limited から 2 枚リリースがある。バーミンガムで最も成功したシンガーとなるとライターやプロデューサーとしても活躍した Frederick Knight だが、Rob Bowman の Stax 読本によれば、売れずにくすぶっていた Knight はデモ録音をせっせと Stax に持ち込んでは Tim Whitsett に 「人と違うことをしないとだめだね」 とダメ出しされていたという。ヒット曲 I've Been Lonely For So Long はそんな言葉に発奮して生まれた曲、収録されたデモ・ヴァージョンは Tim Whitsett に送られたものなのだろうか。他 3 曲では It Slipped Right By You が好きかな、How When Or Where でも歌はともかくライターとしての才能が光っている。12 曲目の Hope Parker は女性、私にはピンと来ないタイプのテンポの速いファンク・ナンバー。やはり初めてお目にかかるのが Fletcher Flower、本名は Fletcher Hewell で Jo Jo Benson の兄弟、Ralph Soul Jackson とは従兄弟にあたるらしい。ここに収められた Cash McCall (Thomas 307) のカヴァー When You Wake Up を聴く限り、歌の実力は身内の 2 人には負けるものの並ではない。意外に感動してしまったのが 15 曲目と 19 曲目、Ralph Soul Jackson の Black Kat 盤両面を再録している Sam Frazier だ。シングルも 2 枚持っていて知らない人じゃなかったのだが。特に Take Me Back が素晴しい、グレートいっても良いほど。もたっとスカッとしないディープ・ヴォイスで切々と一途な歌いっぷり、もう涙がちょちょ切れそうになる。楽本にも取り上げなかったし申し訳無さもあり、ここで Sam Frazier のシングルも聴き直してみよう。やはり Midfield スタジオで 76 年に録音されたもので、2 枚 4 曲とも Jerry Weaver が曲を書いている。I Got Tell Somebody (Goodie Train 055) は優しさに中にも硬派な気概あり、コブシもまわってディープなバラード。GSF の Liberation も歌っている Don’t Spread Your Love Around (Goodie Train 056) もそこはかとないイナタさが味なモダン・ミディアム。ということでコレクションの価値あり、この 2 枚は珍しくないはず。最後の 1 曲となってしまった 18 曲目、ファルセット・シンガー Frankie が歌う Let's Go To The End Together は甘々でやるせないバラード、かなりよろしき雰囲気でスウィート・ソウル・ファンならずともソファーに泣き崩れること必至、これは抜群に曲が良いね。以上 24 曲、Frederick Knight や David Sea を除けば、満足にシングル盤も出せなかったマイナー、無名シンガーたちがほとんど。配管工事の仕事を本業としていたスタジオ・オーナー Neal Hemphill (1985 年、55 歳で亡くなっている) は地元の音楽と地元の才能を愛した人物。商売抜きでやる気のある者ならば誰にでもスタジオを開放、白人や黒人といった区別もなかった。成功はかなわなかったが、そんな暖かい環境の中で生み出された楽曲の数々。ソウル愛とふるさと愛に突き動かされた John Ciba 氏によって実現した企画、第 1 集を含め、ソウルフルでシリアスなソウルに出会いたい方なら、絶対に聴き逃せない CD コレクションだ。 ![]() |
SOUL 45 THE FORMATIONS / HOUSTON OUTLAWAS
2008 / 08 / 12 ( Tue ) The Formations / Lonely Voice Of Love (MGM 13963) - 1968
Silent Majority / Something New About You (Hot Wax 7112) – 1971 フィラデルフィアのグループ。Bank に 1 枚、MGM に 3 枚 (1 枚は Bank の再発)、Corner Boys名義で Neptune に 1 枚、さらに Silent Majority と名前を変えて Hot Wax に 2 枚のシングルがある。メンバーは Jerry Akins、Victor Drayton、Reginald Turner、Johnny Bellman、Ernie Brooks の 5 人。67 年に発表されたデビューの At The Top Of The Stairs (Bank 1007、MGM 13899) が彼らの代表曲。思わず手を叩きたくなるようなテンポのダンス・ナンバー、ノスタルジックなメロディーが心を暖ためてくれる。Leon Huff がプロデュース、テンダーなリードをコーラスが後押し、アレンジメントもいかにもアーリー・フィリーって感じで甘酸っぱい。2 作目の Theres No Room / Don't Get Close (MGM 14009) は両面ともに甘いバラード・ナンバー。前者はミラクルズみたいでやるせなく、ラストではかなり激しく感極まる、後者はエディケンみたいにロマンティック。そして、一段とご注目いただきたいのが Gamble & Huff の制作となるこの 3 枚目。華麗で美しいイントロが印象的、すんなりテンポ・アップ、Four Tops と Temptations を掛け合わせたようなメロディックでビートの強いノーザン・ナンバーとなっている。キーが高くて苦しげに歌うリード・ヴォーカルがまことにソウルフル。ウラの Love's Not Only For The Heart もハイ・テンション、ちょっとファンキーに舞い踊ってくれる。次の Hot Wax 盤はノーザン・ファンやモダン・ソウル・ファンには有名なシングルであろう。素晴しいビート・ナンバー、甘さも漂う快調なテンポに苦味ばしったリード・ヴォーカルがくっきり、どうしようもなく胸が騒いでしまうサウンド。レアじゃないので騒がれないが、Hot Wax の 1 枚目 Frightened Girl / Colours Of My Love (Hot Wax 7008) もお見事、甘いリードのミディアム・バラードと渋いテナーが活躍するアップのカップリングだ。なお、Bank 盤に先立つ 65 年、彼らがバック・コーラスを担当している Margie & The Formations の Sad Illusion / Better Get What Goes For You (Coed 601) というシングルがあり、ポップなモータウン系ガール・サウンドが楽しめる。Hot Wax 以降、Silent Majority 名義で 1 枚 (Detroit Star)、Hot Ice 名義で 3 枚 (Heavy Duty、Atlantic) のシングルがあるが、そちらは未聴。このグループ、曲作りにも才があり、ほとんどの曲がメンバーの自作。Wilson Pickett の Don't Let The Green Grass Fool You (Atlantic 2781) は彼らが書いた曲で、ソウルというジャンルを超えて多くのシンガーやグループにカヴァーされている。 Something New About You # Invictus Soul Box Set (Castle) Something New About You # Invictus Soul Box Set (UK Castle) ![]() Houston Outlaws / Ain't No Telling (Westbound 179) – 1971 Westbound に 4 枚のシングルを残し消えていった謎の「テキサスの無法者たち」、一時、Archie Bell & The Drells の変名ではないかとの噂もあったグループ。手元にあるシングルから推測するに、演奏もこなすソウル・バンドのようだ。It's No Fun Being Alone (Westbound 194) や What Am I Gonna Do (Westbound 211) といったバラードの好盤もあるが、なんと言ってもこの Ain't No Telling が決定的な1枚。転がるようなリズムのモダンなダンス・サウンド、ヴォーカルに絡んでくるホーンも心地好く、浮き立つようなメロディーも美味しいところが盛りだくさん。このシングル盤は珍しくて手に入りにくいが、Kent の CD コンピ Masterpieces Of Modern Soul (Kent CDKEND 222) で聴くことができる。 ここで、楽ソウルで取りあげていなかった CD “ Masterpieces Of Modern Soul “ についても簡単に紹介しておこう。2003 年のリリースで全 22 曲、ほとんどが 70 ズのダンス・ナンバーで、副題が A Varied Collection Of Classy, Mainly 70s Dance Tracks That Consistently Filled The Floors Of Modern Soul Rooms となっている。Houston Outlaws をはじめレア・シングルも数多く、未発表ナンバーもクオリティが高い。珍しい音源として最初に挙げられるのが Sam Nesbit の Chase Those Clouds Away (Amos 154)、バリトン・ヴォイスが吠えまくるグレート・モダン、これはマイ・ウォンツの 1 枚。The Pretenders の Manhattans のリメイク I Call It Love (Carnival 560) もモダン・ソウル・ファンには人気のある曲。楽本で触れたものでは、Lynn Varnado のSecond Hand Love (Yumie 1000) と Gil Billingsley の I'm Me Just Me (Landy Bug 105) の 2 曲が聴ける。未発表曲では The Mayberry Movement の Two Wrongs Don't Make A Right と Ted Taylor の Fair Warning、さらに The Millionaires (Specialty のグループ) の I'm The One Who Loves You が秀逸。他のCDにも収録されているが、Jacqueline Jones の A Frown On My Face や Garland Green の未発表ナンバー、Vernon Garrett の To Be A Part Of You なども何度聴いても素晴しい。フロム LP の Millie Jackson や Denise La Salle の Here I Am Again (Westbound 5008) なんかも入り、レア盤偏重じゃないバランスのとれた選曲となっている。 ![]() |









