SOUL 45  NAOMI SHELTON & THE GOSPEL QUEENS
2008 / 06 / 28 ( Sat )
soul 45-5Naomi Shelton & The Gospel Queens / I’ll Take The Long Road (Daptone 1036) – 2008
これは今週 DISKUNION で購入した新譜です。Sharon Jones 等で現在進行形のリアル・ソウルを追求している Daptone からのリリース。ファンク中心のラインナップが多いレーベルだが、これは聴いてビックリのディープ・ソウル。サザン・ソウル・ファンならイントロのギターの音色で胸がキュンとなってしまうはず。淡々とした曲調で、That’s How Strong My Love Is とか I Found A Love とかを思い起こさせる60ズ・ディープ・ソウル・バラード。リードの Naomi Shelton の歌いっぷりも Barbara Brown タイプで堂々としたもの、バック・コーラスもしっとりと雰囲気を盛り上げてくれる。90年代から NY のブルックリンで活動しているゴスペル・グループとのこと。曲を書きプロデュースしているのが The Dap-Kings のリーダー Bosco Mann、バックにホーンが入っていればさらに完璧だったのだが。でも、ゴスペルのバックってなんでホーンが付かないのかね。
10:01:56 | SOUL 45 | コメント(0) | page top↑
SOUL 45  LADA EDMUND JR, THE TEMPTONES & HERB WARD
2008 / 06 / 28 ( Sat )
サザン・ソウルやディープ・ソウルと同様にノーザン・ソウルにおいても素晴しい白人シンガーがいる。有名なところでは、Billy Harner や Bob Brady & The Conchords とか。ということで、何人かここで紹介しておこう。

Lada Edmund,Jr. / The Larue (Decca 32007) - 1966
ちょっと名前が変だが、60年代中頃 「ゴーゴー・フラバルー」 (Go Go Hullabaloo) という人気TV音楽番組でダンサーとしても活躍していた人。金髪 (多分、カラー写真を見たことないので定かでないが) のほっそりとした白人女性。シングルは、Roulette、Coral に各1枚、Decca に2枚あり、この Decca 盤はガールズ・ノーザンの大傑作といっても過言ではないだろう。制作に関っているのが後に Shrine レーベルを立ち上げる Eddie Singleton。一世を風靡していたモータウン・サウンドと張り合うような怒涛のダンス・サウンドだ。ボーカルは非力ながらけっこうしつこい、リズム感は抜群、ここぞというときにコブシも回してくれるのでまことに快調で塩梅が良い。バッキングも最高で、ドラム・ブレイクも入って盛り上がってくれる。さらに、フリップの Soul Au Go Go も見逃せない、こちらはミディアムのダンサー。こんなにかっこいいゴー・ゴー・サウンドにはちょっとお目にかかれない。裏も表も極上でマニアックなノーザン・ナンバーだ。なお、このシングルは UK MCA からも再発されている。
The Larue # Wigan Casino Monsters (Goldmine 165)
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The Temptones / Girl I Love You (Arctic 130) - 1966
The Temptones / Say These Words Of Love (Arctic 136) - 1967
あの Hall & Oates の Daryl Hohl (Daryl Hall) が在籍していたグループ。1965年にフィラデルフィアのテンプル大学の学生5人(のちに4人)で結成された。残したシングルは2枚のみ。エディ・ケンドリックスをさらに柔らかにクールにしたダリル・ホールのリードとビートの絡みっぷりが絶妙でノーザン・フリークも完全 KO の前者、憧れのテンプスへのオマージュといったかんじで正統派グループ・ファンもうなづきの後者。ウラ・サイドの Good-Bye と Something Good も並ではない出来で、Arctic に残した4曲はどれをとってもレベルの高い作品だ。いずれも Jimmy Bishop のプロデュースで、1枚目は Virtue スタジオ録音。なお、ドイツの Bear Familyか ら21曲入りのCD “ The Temptones “ (BCD 15917 AH) が96年にリリースされていて4曲全て収録。残りの17曲はシングル曲のデモ録音、デモ録音の未発表曲、アカペラで歌われたソウルの有名曲(テンプス、レイディアンツ、インプレッションズ等)といった内容となっている。ライナー・ノーツにはテンプスのメンバーに囲まれている写真なんかも掲載されている。また、John Oates が在籍していたグループが The Masters で I Need Your Love / Not My Baby (Crimson 1008) というシングルがある。両面出来の良いミディアムのダンサーだが、CD 化はされていない模様。有名な話なので蛇足になってしまうが、Executive Suite が70年にリリースしたファースト・シングル Christine (Jubilee 5705) で歌っているのも Darly Hall (ライターにも名前あり) だ。
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Herb Ward / Strange Change (Argo 5510) - 1965
Herb Ward / Honest To Goodness (RCA 9688) - 1969
このシンガーもフィラデルフィア、DJ の Sonny Hopson のお友達。RCA 盤はデビューの Buddy 盤とともにミニコミで15年前に取りあげているのだが、Goldmine の CD “The Northern Soul Of Philadelphia Vol.2 "(Goldmine 142) でお顔を拝見するまでは白人とは知らなかった。Argo は2枚目のシングル、玄人受けする行きそで行かないタイプのミディアム。男前で伊達な歌いっぷりが素晴しい。RCA盤はスイスイとモダンなノーザン・ダンサー。一糸乱れぬバック・サウンドが醸し出す緊張感を湛えながらも軽快なビートに感情豊かなヴォーカルが縦横に跳ね回り、もう胸も高鳴りっぱなし。フリップの If You Got To Leave Me も張り切って歌っていて、文句無しの出来だ。64年作の Hand Off Off She’s Mine (Buddy 244) は素朴なダンス・ナンバー。ガール・グループのコーラスと頑固なヴォーカルとの絡みっぷりが楽しいじゃないか。ディープ・ファンにはコクのあるバラード Wrong Place At The Wrong Time (Phil La Of Soul 312) も絶対の1枚。72年に Sunshine 名義で Goin’ Home To An Empty House/ Leave Me (Phil La Of Soul 312) というシングルもあるが、先の Phil La Of Soul 盤と同時期の未発表録音と RCA 盤のフリップを友達甲斐の無い Sonny Hopson がグループ名を付けて本人に無断でリリースしたもののようだ。
Strange Change # Just Keep On Dancing - Chess Northern Soul (Kent CDKEND 138)
Honest To Goodness # The Northern Soul Of Philadelphia Vol.2 (Goldmine)
soul 45-4
訂正 (2008. 9. 2) 
Herb Ward を白人シンガーだとしましたが、写真を見ても白人には見えないとのご意見があり、もう一度確認いたしました。白人とも黒人ともはっきりしませんね。メキシカン、インディアンかも、いずれにしても白人と断定したのは私の早とちりでした。また Kev Roberts 氏の Northern Soul Top 500 (p.310) では Herb Johnson と同一人物としていますが、これには同意しにくい気がします。
08:10:40 | SOUL 45 | コメント(1) | page top↑
DAN PENN / DO RIGHT MAN
2008 / 06 / 27 ( Fri )
楽ソウルでもちょっと触れた私が愛聴している Dan Penn の CD ” Do Right Man ” (Sire/Warner Bros) について紹介したい。94年にリリースされたもの。全10曲のうち5曲、① The Dark End Of The Street ③ It Tears Me Up ④ You Left The Water Running ⑤ Do Right Woman Do Right Man ⑨ I'm Your Puppet はサザン・ソウルのクラシック。Dan Penn のシンガーとしての素晴らしさは、私の拙い文章を労するより、このCDを聴いていただければ、お分かりいただけるはず。バックも Reggie Young をはじめマッスルショールズやメンフィスの全盛期のサウンドを支えていた面々。制作には全く黒人が関っていないCDだが、サザン・ソウルの本質が何たるかをおしえてくれる1枚だ。
Dan Penn がソング・ライターとしていかに大きな足跡を残したかは、次のホーム・ページをご覧いただきたい。
http://www.geocities.jp/hideki_wtnb/danpenncover.html

楽ソウルでは何人かの白人シンガーを取り上げているが、追加情報及び訂正を。

鈴木啓志さんから教えていただいたのだが、Hickory や Papa Joe の P.W.Cannon は黒人とのこと。また、Arch の Lindell Hill は間違いなく白人で Hi に Very First Time / I Love My Baby (Hi 2162) というシングルを残している Lyndon も同じ人だ。これは次のサイトで確認できる。http://staxrecords.free.fr/lhill.htm
また、白人と断定的に書いた Jackie Avery については私の思い込みで、定かでない。

ソウル・ファンの中には黒人でなきゃダメという人もいるが、それは了見が狭い。特にサザン・ソウルに関して言えば、カントリー・ミュージックや黒人音楽を愛する Dan Penn や Chips Moman といった白人ミュージシャンの存在なくして、あれだけ豊かな実りをもたらしてはくれなかったはず。それに、黒人じゃなくても聴き手として楽しめるのだから、黒人じゃなきゃ歌えないということもないはずだ。
ただ、中途半端なブルー・アイド・ソウルは私もあまり感心しないけど。
00:40:16 | もっと楽ソウル | コメント(0) | page top↑
SOUL 45  MAGNIFICENT MONTAGUE & LEN WOODS
2008 / 06 / 17 ( Tue )
次の2枚のシングルは今回のアルツハイマーで購入したものです。

MAGNIFICENT MONTAGUE / THE MONTAGUE THEME PT.1 & 2 (ROYO 701)
LA?の有名な DJ です。これはずっと捜していたお皿。女性グループが歌うかなりきているディープ・ソウル・バラードをバックに MAGNIFICENT MONTAGUE の語りが入るというもの。淡々とした展開ながらも、雰囲気はかなりイッテしまって、ディープ臭がしつこく残ります。コアなディープ・ファン向け。盤がかなり悪くて格安でした。怪しいレコードなので、かえって痛みっぷりに愛着がわきます、音も鑑賞に充分堪えるレベルだし。
追加 (2008. 9. 9) 
Magnificent Montague の Royo 盤、アップした写真は Part 2 の方、Part 1 には with vocal by Allison Gary と名前がある。この Magnificent Montague と同じレコード番号で Allison Gary & The Burners / Darling (Royo 701) というシングルがあって、歌の部分は全く同じです。リリース年は 64 年、The Burners のメンバーには The Drinkard Singers の Cissy Houston と Dee Dee Warwick がいたという資料もあり。

LEN WOODS / I’M IN LOVE (REVUE 11071) - 1969 ?
なかなか魅力的なしゃがれ声の女性です。プロデュースがシカゴの CLARENCE JOHNSON & JOHNNY CAMERON。PICKETT-WOMACK ではなく、ゆったりとしたミッド・テンポのバラードで、後に THE LOVELITES も UNI の LP で歌っている曲。しっとりとソウルフルでチャーミングな一品。

soul 45-1
00:22:01 | SOUL 45 | コメント(1) | page top↑
アルツハイマ― 6月14日
2008 / 06 / 17 ( Tue )
今回はご来場者が多く、盛況でした。私が用意した70枚ほどの御礼CDもほぼ無くなってしまい、ご要望に添えなかった方、申し訳ございません。TOP TEN の TOMMY TATE、TUSKA の BUDDY CANTRELL、SOFT の WILLIE HOBBS (A WOMAN IS A NICE THING) など初めてお目にかかるシングルも多数かかり、毎度のことながらDJの方々の熱意と根性に圧倒されました。私の選曲はディープ・ソウル・バラード中心でしたが、かかるのはノーザン、70‘sソウルが多かったかな。参加していただければ分かりますが、飲みながら食事しながら、シングル盤のセールもあり、雰囲気は少々雑然と和気あいあいといった感じです。流れる曲は凄いけど、案外肩のこらないイベントですので、知り合いがいないのでちょっと敷居が高いかなと思われる方も気軽にご来場いただければと思います。中高年ばかりでなく、若い人もちょっと増えているのが嬉しいかな。次回は8月9日です。

永井博さんのデザインしたTシャツ(限定品)販売もあり、私はBETTY WRIGHT (写真参照、他にBOBBY WOMACK、MARVIN GAYEあり) を購入。なお、永井さんの作品集 「Time goes by…」出版を記念しての原画展が6月19日(木) まで京王プラザホテル、ロビーギャラリーにて開催中です。

会場では、MASKMANがコンパイルした SOUL 45s DJ MIX CD!RIDE MY PONTIANC も販売、あっという間に用意した分が完売、買い逃した方はDISKUNION等でご購入いただければ。英米のCDコンピではなかなか選曲されないゆったりまったり浸れるソウルが詰まっています。

このブログですが、まだ写真の取り扱い等充分に使いこなせていないので、ちょっと見にくかったりしますが、暖かい目で見守ってください。

20080614
00:16:40 | イベント | コメント(1) | page top↑
新宿DISKUNION にて楽SOUL CD フェア開催中
2008 / 06 / 16 ( Mon )
diskunion_raru_cd_.jpg
21:42:37 | 未分類 | コメント(0) | page top↑
ブログの開設、アルツハイマーのお知らせ
2008 / 06 / 10 ( Tue )

「楽SOUL」をフォロー・アップするブログを開設します。

今日は梅雨空を吹き飛ばす熱きソウル・イベント「アルツハイマ―」のご案内です。
日時: 6月14日午後5時~11時
場所: ダイニングバー「カピターノ」CAPITANO
    新宿区西早稲田1-6-3筑波ビル1F 
☎ 03-3207-4774

そして、重要なお知らせ
ご来場の「楽SOUL」読者に特選CD(DEEPからSWEET、MODERNまで各種あり)を1枚プレゼントいたします。


15:01:51 | イベント | コメント(16) | page top↑
SOUND OFF在庫あります
2008 / 06 / 10 ( Tue )
SOUND OFF6号、7号在庫あります。ご注文はメールにて。
ソウルのミニコミ誌です。ソウルのシングル盤のことしか書いてません。ディープからノーザン、モダーン(クロスオーヴァー)までオール・ジャンル、年代は60~80年ぐらいまで。6号は1999年発行、90ページ、紹介されているシングル盤は400枚以上、定価900円。7号は2003年発行、116ページ、紹介されているシングル盤は500枚ぐらい、定価1000円。送料(メール便)は当方で負担します。1~5号は完売、在庫無しです。

SOUND OFF 6号 SOUNDOFF6s.gif

SOUND OFF 7号 SOUNDOFF7s.gif

08:49:13 | 『SOUND OFF』の販売 | コメント(1) | page top↑
『楽ソウル』在庫あります
2008 / 06 / 09 ( Mon )
楽ソウル / RAKU SOUL 佐野勝明 著
3,780円(税込、送料込)
A4・360ページ 初版限定
ご注文はメールにて。

前半はA~Zのソウル・アーティストのシングル盤(約200ページ)
後半には60~70年代ソウルのコンピレーションCD(約160ページ)

私が直接卸しているDISKUNION、SAM‘S RECORD SHOP、芽瑠璃堂、HOT SOUL CARGO (SOUNDFINDER)、レコードジャングル(金沢) からも店頭もしくは通販で購入可能です。










22:18:08 | 『楽ソウル』の販売 | コメント(0) | page top↑
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