アルツハイマ―のお知らせ
2015 / 03 / 26 ( Thu )
ソウル・イベント「アルツハイマ―」のご案内です。

日時 : 4 月 18 日 (土) 午後 5 時 ~ 11 時
場所 : 「カブキラウンジ」
新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC大滝ビル 5 F ☎ 03-6205-5125

前回より場所が 「カブキラウンジ」 にかわっております。お間違えないように。
おそらく、日本一ゆる~いソウル・イベント、気軽にお越しください。
チャージ 1,000円 (ワン・ドリンク)


alts 20150418
10:15:59 | イベント | コメント(0) | page top↑
SOUL 東西対抗 @ BLUE HEAT / PLAY LIST
2015 / 03 / 22 ( Sun )
たくさんの方のご来場、ありがとうございました。
次回 5 月 2 日 SOUL COOKIN’ - ONE MAN DJ 第 2 回 @ BLUE HEAT
楽ソウルシェフが、ソウル・ミュージックのフルコースでおもてなし

TERAO (East 01-09 & West 10-13)

01. FRANK ALSTIN / IT MUST BE LOVE THIS TIME (CAAKRS)
02. THE ELEGANT'S / SHOW ME (REAL MUSIC)
03. THE FABULOUS PERFORMERS / OH HOW YOU HURT ME (BLACK JACK)
04. THE THOUGHTS / PLAIN AS THE NOSE ON YOUR FACE (S.S.S.)
05. THE McLENDONS / SLOGAN ON A COIN (FUTURE GOLD)
06. THE FOURCOUNT / A HOME IN LOVE LAND (LYNDELL)
07. THE EMANON'S / LOOK IN THE WANT ADS (ALL BROTHERS)
08. THE FOUR PERFECTIONS / I'M NOT STRONG ENOUGH (PARTY TIME)
09. BLUE VELVET / SPRING FOR YOU AND ME (QUE TI)
10. STEPPEN STONES / DARLIN OH DARLIN (J JAM)
11. PRICELESS / LOVE IN YOUR LIFE (DECIMAL)
12. STEPPEN STONES / COME TO ME (J JAM)
13. SERVICEMEN / ARE YOU ANGRY (WIND HIT)

SHARK (East)

01. IMPEACH THE PRESIDENT / THE HONEY DRIPPERS (ALAGA)
02. I GAVE IT ALL UP / SONNY TIL (CLOWN)
03. WE GOT A THING GOIN' ON / PAT LUNDY & BOBBY HARRIS (HEIDI)
04. BEAUTIFUL MUSIC / HOAGY LANDS & LILY FIELDS (SPECTRUM)
05. YOUNG GIFTED AND BROWN / JOE BATAAN (UPTITE)
06. WHAT'S COME OVER YOU / CARL HALL (MERCURY)
07. SEE NO EVIL / TROY KEYES (CHUMLEY)
08. PAYING FOR YOUR LOVE / CHUCK STEPHENS (LEO MINI)
09. THIS SUMMER FEELING / THE VILLAGE CHOIR (SCM RINGER LP)
10. I'LL KEEP HOLDING ON / KENNETH RUFFIN (CARNIVAL)
11. IT'S EVERYTHING ABOUT YOU / LEE WILLIAMS AND THE CYMBALS (CARNIVAL)
12. IT’S EVERYTHING ABOUT YOU / THE PRETENDERS (CARNIVAL)
13. KEY TO MY HAPPINESS / THE MOMENTS (STANG)
14. KEY TO MY HAPPINESS / WILLIE & WEST (STANG LP)
15. DON'T MAKE ME SORRY / SHERM (REB) NESBARY (CHERI)
16. I NEED YOU EIGHT DAYS A WEEK / JERRY TYRONE (SONIC)
17. CONFRONTAION / HOME GLOWN SYNDROME (ARISTA)

SHIGEMI MORISGIMA (West)

01. Patricia Cofield / How Can I Lose (Pride 1018)
02. Linda Evans / I’ve Gotta Get Myself Together (Watts Sound 700187)
03. Four Tempos / I Had A Strange Dream (Rampart 658)
04. Blue Magic / Can I Say I Love You (Liberty 56146)
05. Dede Copeland / You Gotta Give Up Some Money (GME 1327)
06. Pat Powdrill / Together Forever (Downey 141)
07. Jimmy Lewis / What Can I Do Now (Era 3158)
08. Jack Montgomery / Baby, Baby, Take A Chance On Me (Revue 11009)
09. Bobby Angelle / It’s Just Gotta Be That Way (Money 137)
10. Bachelor Brad & Black Experience Band / People Can You Hear (Kris 8098)
11. Lee Harvey / My Assurance (J Gems 1964)
12. Clay Hammond / No One Else Will Do (Liberty 55817)
13. Dorothy Morrison/ I Can’t Go Without You (Brown Door 6580)
R1. Jimmy Bee / Wanting You (Kimberly 101)
R2. Hetti Lloyd / If You Can’t Satisfy (Pride 1014)

MASKMAN (East)
O1. Chubby & The Turnpikes / I Know The Inside Story (Capitol)
02. Frank Lynch / Young Girl (My)
03. Larry Wedgeworth and Clique / No More Games (Groovehall)
04. Gene & Eddie / It’s No Sin (Mon’ca)
05. Chaumonts / Loving Soft Soul (Bay-Sound)
06. Chaumonts / When You Love Someone (Bay-Sound)
07. Clay Hunt / Your Love’s Gone Bad (Bay-Sound)
08. Epsilons / It’s Alright (HEM)
09. Johnny Barnes / Real Nice (Cap City)
10. Jimmy Armstrong / You’re Getting Next To Me Baby (Brother Three)
11. David Morris / Snap Crackle Pop (Plush)
12. Ronnie Walker / Everything Is Everything (Vent)
13. Charles Mintz / Running Back (Up-Look)
14. Odds And Ends / Let Me Try (Today)
15. Carl Hall / Is Your Love Going Or Growing (Mercury)
16. Billy Hambrick / She Said Goodbye (Drum)
17. Scotty Williams / Fear (Mona Lee)

KATSUAKI SANO (West)

01. Bettye Swann / Lonely Love (Money 129)
02. Pamela Beaty / Talking Eyes (TIP 1018)
03. The Groovers / Just Go For Me (Minit 32010)
04. The Fabulous Jades / Come On And Live (Rika 111)
05. The Exits / Another Sundown In Watts (Kapp 2028)
06. Mongo And McCall / So Help Me, Baby (Audio Arts 60008)
07. Wally Cox / This Man Wants You (Kent 6T’s 5) Golden State Version
08. Claude Huey / Why Would You Blow It (Galaxy 768)
09. Lynn Vernado / Second Hand Love (Yumie 1000)
10. Towana & The Total Destruction / Help Me Get That Feelin’ Back Again (Romark 102)
11. Michael Kirkland / Together (Zay 30000)
12. Wilson Love / Funny Money (NS 35001)
13. Frank & James / How Long Is Forever (Smooth City 001-222)
14. Mixed Emotions / Gold Of My Life (Rock-Way 5709)
R1. Eddie Foster / I Never Knew (In 6311)
R2. Kenard / What Did You Gain By That ? (Dore 848)
14:45:13 | イベント | コメント(0) | page top↑
楽 CD THE CONTOURS & DENNIS EDWARDS
2015 / 03 / 16 ( Mon )
THE CONTOURS & DENNIS EDWARDS / JUST A LITTLE MISUNDERSTANDING - Rare and unissued Motown 1965-68 (KENT CDTOP 419) 2014

1 contours dennis edwards 1
2 contours dennis edwards 2
最初に The Contours について。1958 年に結成された The Blenders を前身とし、60 年、モータウンに入社。3 枚目のシングル ” Do You Love Me “ (Gordy 7005) は Berry Gordy がテンプテーションズのために書いた曲だったが、偶然のいたずらで彼らが歌って大ヒットしてしまったというのは有名な話だ。元々、メンバーの 1 人が Jackie Wilson の従兄弟だったため、ベリーがジャッキー・ウィルソンのご機嫌をとるためにモータウンに入れたグループで、ベリーもお荷物に感じていたのだが、まさに瓢箪から駒とはこのことを言うのだろう。でも、この成功のおかげで、彼らはいつまでたっても、” Do You Love Me “ の二番煎じのようなダンス・ナンバーしか歌わせてもらえなくなった。やっと、グループとして新たな魅力を開花させたのが、66 年の “ Just A Little Misunderstanding “ (Gordy 7052) と 67 年の “ It’s So Hard Being A Loser “ (Gordy 7059) の 2 枚のシングル。前者はリード・シンガーが Billy Gordon から Joe Stubbs に代わって発表されたもの、後者は新たに加入した Dennis Edwards がリードをとったものだ。この頃のコントゥアーズが私は大好き。ということで、このCDアルバムを初めて手にした時、思わず頬をつねってしまった。全て 1965 年以降の録音、イヤハヤ、こんなにたくさん音源が残っていたとは嬉しい驚き。シングル曲は ①⑤⑥⑩ の 4 曲、残りの 22 曲が当時未発表曲、うち、③ は 74 年に UK のみでリリースされたアルバム (Tamla Motown MFP 50054) に収録されていたもの。⑨⑫⑭⑮⑰⑲⑳ の 6 曲は既に CD イシューされているもの、残りの 15 曲がまったくのお初の曲となる。ライナーノーツにはきちんと録音データが記載され、リード・シンガーも明記。ジョー・スタッブスが 7 曲 ①⑥⑦⑨㉑㉔㉕、ビリー・ゴードンが 1 曲 ②、デニス・エドワーズが 14 曲 ③⑤⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳、64年頃に加入している Jerry Green が 4 曲 ④㉒㉓㉖。
ジョー・スタッブスはThe Falconsのメンバーであったディープなシャウター、フォー・トップスのリーヴァイ・スタッブスの兄弟にあたる。① Just A Little Misunderstand はモータウン・クラシックとなっている華のあるダンス・ナンバー。印象的なピアノのイントロを聴くたびに胸が高鳴ってしょうがない。後にシカゴの Johnny Williams (Bashie 103) がカヴァー、Leon Haywood のレア・シングル “ Baby Reconsider “ (Fat Fish 8011) もこの曲の完全なパクリである。未発表曲では ⑨ I Can’t Help Loving You Baby が抜群のダンサー、苦み走ったボーカルが堪らない。⑦ Weak Spot In My Heart でも力一杯の熱唱だ。㉑ Need Your Lovin’ はマーヴィン・ゲイ (Tamla 54132) の曲、ジョー・スタッブスはThe Originals (Soul 35029) のデビュー・シングルでもこの曲を歌っている。㉔ I Grow Deeper In Love Every Day はこのグループらしからぬ優美でソフトなタッチのミディアム・バラード。㉕ Come See About Me はシュープリームスの硬派ヴァージョンですね、” Motown Sings Motown Treasures “ (Motown 31453-0960) にはオリジナルズ名義の未発表ヴァージョンも収録されており、何故か、そちらの方が音がクリアでキレがある。わずか1年たらずでジョー・スタッブスはオリジナルズに参加、彼の代わりに加入したのが若き日のデニス・エドワードであった。シングルで発表された ⑤ It’s So Hard Being A Loser は新生コントゥアーズの誕生を高らかに宣言するかのような晴れやかな曲、これをこのグループのベストとする方も多い。未発表曲が 14 曲もあるが、デニスがテンプスに急遽参加したため、混乱を避け、お蔵入りになった事情がある。なお、デニスをソロで売ろうという計画があったようで、この CD アルバムのタイトルも and Dennis Edwards となっている。まず、テンプスのカヴァー ③ It’s Growing を聴いてみよう。ちょっとテンポが速い、オリジナルの重厚なバックに比べると見劣りする音、歌もデヴィッド・ラフィンにかなわないのはしょうがない。⑧ Girl Come On In、フォー・トップスが歌いそうな感じかな、⑪ I’m Here Now That You Need Meは ⑤ の流れで魅力的な曲だ。⑫ What Becomes Of The Brokenhearted、オリジナルのジミー・ラフィンは皆さんご存知でしょう。⑬ は歌ってほしい曲ではないが、悪くは無い。⑭ Keep On Tryin’ (Till You Find Love) はデニスがテンプスに加入する直前に録音されたもの。これぞモータウンのダンス・ナンバーって感じだが、歌にもっと力強さがほしい。” A Cellarful Motown Vol.4 “ では James Epps が吠える The Fantastic Four のヴァージョンが聴けます。⑮ Ain’t That Peculiar、デニスには申し訳ないが、本家と聴き比べてしまうと、マーヴィン・ゲイがいかに色気のあるシンガーであるかが分かる。⑰ I Like Everything About You と ⑱ What’s So Good About Goodbye、2曲とも大好きなモータウン・ナンバー。このデニス・ヴァージョンは随分と勇ましい、最初聴いた時はどうかと思ったが、リーヴァイ・スタッブスやスモーキーの深い味わいを求めるのは無理というもの、これはこれで正解かもしれない。⑳ もフォー・トップスの曲ですね。⑯ Can’t Do Without Your Love と ⑲ Which Way To My Baby はオリジナルだろうか。デニスの声や歌いっぷりは、こういった直球でドズンといった感じの曲で映えるのかもしれない。⑲ はデヴィッド・ラフィンも歌っていて、” The Great David Ruffin / The Solo Albums Volume 2 “ に収録されている。ビリー・ゴードンの ② はGordy 7044の別ヴァージョン。このアルバムにあえて文句をつけるなら、④ の Baby Hit And Run だろう。この曲、先の UK のアルバムに収録されUK シングルもあるデニスの最高傑作なのだが、ここでは、ジェリー・グリーンがリードの録音を収録。これにはがっかりした人も多いのではないだろうか、本 CD のコンセプトならば、デニスの歌ったものも入れるのが筋というものである。残る 3 曲、パーシー・スレッジの ㉖ はさておき、リード・ボーカルの正体は?ながら、The Spinners みたいにロマンティックなミディアム ㉒、デトロイト・ビートが冴えるダンス・ナンバー ㉓、ともに力作と言って良い出来だ。
このCDアルバムを最初に聞いた時はかなり興奮したけど、細かくいろいろと聴き比べをすると、少し興が覚めてしまった。何事にもそれぞれの良さがあり、あまり比較しちゃいけませんね。

3 contours gordy 7052
The Contours / Just A Little Misunderstanding (Gordy 7052) 1966
ジョー・スタッブスがリードの唯一のシングル。
4 contours gordy 7059
The Contours / It’s So Hard Being A Loser (Gordy 7059) 1967
デニス・エドワーズがリードの唯一の米盤シングル。

DANCE WITH THE CONTOURS featuring unissued MOTOWN recordings 1963-64 (KENT CDTOP 350) 2011

5 contours dance with 1
6 contours dance with 2
KENT から 2011 年にリリースされたもう 1 枚のコントゥアーズのアルバムも簡単に紹介しておこう。先ほど、「ドゥ・ユー・ラブ・ミーの成功のおかげで、彼らはいつまでたっても、二番煎じのようなダンス・ナンバーしか歌わせてもらえなくなった」と書いたけど、まさしくそんなコレクション。26 曲のうち ①㉖ を除く 24 曲が未発表で、これまた驚き、いったいモータウンにはどんだけ未発表音源が残っているでしょうね。タイトルとなっている “ Dance With The Contours “ は、レコード番号 Gordy 913 としてリストアップされていた彼らの幻のセカンド・アルバムをイメージしたようだ。ブーガルー、モンキー、マッシュポテト、リンボー、ジャーク、流行りのものは何でも踊っちゃおうというわけで、モータウン・サウンドの主流からは随分と外れてしまった感じだが、当時のこのグループのモータウンでの存在意義を考えるといたしかたなかったのかもしれない。ポップなものやラテンっぽいものもあるね。数曲を除きビリー・ゴードンのリード、彼のねちっこいダミ声は強力 (ライナーでは鑢のような声と書いてある)、嫌でも耳に残る ” Do You Love Me “ もあのボーカルでなければ、あんなにヒットしなかったかもしれない。ダンス・ナンバーじゃないのは、⑱ と ⑳ の 2 曲、 You Hurt Me So はセンチメンタルなゆったりバラード、えらく気色が良いと思ったら、コーラスは The Andante という別グループが担当しているようだ。Throw You Out Of My Mind は意外やブルース・ナンバー。ファンク・ブラザーズの演奏も聴きもの。ジャケットもナイス、ライナーも充実していて、メンバーの写真も多く、モータウン加入前後のグループ事情やメンバーの変遷がかなり詳しく書かれている。

7 contours uk second album
THE CONTOURS / BABY HIT AND RUN (Tamla Motown MFP 50054) 1974
CD レビューで触れた UK オンリーのアルバム。全 12 曲、ジョー・スタッブスの Gordy 7052 両面、デニス・エドワーズの Gordy 7059 両面に加え、当時未発表だったデニス・エドワーズのタイトル曲と “ It’s Growing “ が収録されている。なお、” Baby Hit And Run “ の英盤シングルについては、2014年5月21日の当ブログで紹介済なので、そちらも参照ください。

8 contours baby hit run
THIS IS NORTHERN SOUL ! VOLUME 2 (DEBUTANTE 530814-2) 1998
ブートレグ以外で、デニスの “ Baby Hit And Run “ が聴ける唯一のCDコンピレーション。第 1 集もあって、モータウンのレア音源がてんこ盛り、もう 20 年近く前のもの。モータウンの未発表音源発掘作業の開始前だったので、当時は重宝しました。コントゥアーズだけでなく、今でもここでしか聴けない曲が数曲あり。

最後に、4 集まででている A Cellarful Of Motown に収録されている未発表曲も挙げておきましょう (先のKENTのアルバムに収録されたものは除きます)。
9 contours cellarful of motown
① Danger Heartbreak Dead Ahead 1966 (Vol.1)
マーヴェレッツの 65 年のヒット・ナンバー。リードはビリー・ゴードン、パワフルなミディアム。エンディングもかっこいい、ビリーさん、ダンス・ナンバーだけじゃないというところを見せつけてくれる。
② Baby Hit and Run 1965 (Vol.1)
ジェリー・グリーン、デニス・エドワーズに先立ち、“ Baby Don’t Leave Me “ のタイトルで既にひそかに録音され地下に眠っていたブツ、歌っているのはビリー・ゴードン、バックの音は後録のものとそれほど変わらない。まさにヤスリでゴシゴシ、ダミ声で弾けまくる、これまたグレートな出来ばえであります。やはり曲が素晴しい、3 度も 3 人のリードで録音したというのは、モータウンのスタッフにもかなりこだわりのあった曲なのだろう。
③ Take Him Back If Makes You Happy 1967 (Vol.2)
力強く前向きなミディアム・ナンバー。デニス・エドワーズのソロ・アルバムのために用意されたもの。
④ Jealousy Is Creeping Up On Me 1966 (Vol.3)
ビリー・ゴードンが絶好調、怒涛のアップ・ナンバーだ。
⑤ Dennis Edwards / Easier Said Than Done 1967 (Vol.3)
デニスのソロ名義、スモーキーとベリー・ゴーディの作。しなやかで軽やかなダンス・ナンバー、モータウンにはあまりないパターンの曲ではないかな、なんだか親しみを感じてしまって、これはかなり好き。ボーカルもいつになく優しげであります。
⑥ Dancing U.S.A. 1965 (Vol.4)
ビリー・ゴードンお得意の汗だくのダンス・ナンバー。もともとはマーサ&ヴァンデラスのNobody’ll Care という曲 (LP “ Dance Party “ に収録)、歌詞とタイトルを変えてコントゥアーズが吹き込んだもの、パーカッシブなサウンド、ドラムスも最高だぜ。
⑦ Somebody’s Waiting For Me 1966 (Vol.4)
未発表ナンバーの中でもこれが一番凄いのではないだろうか。Isley Brothers のプロデューサー Ivy Joe Hunter の製作、Why When Love Is Gone (Tamla 54164) が頭に浮かんだ、もっともっと荒っぽくてヤバイ、ビリー・ゴードンのベストであろう。ドラム・ブレイク入りまくり、めちゃくちゃかっこいいダンス・ナンバー、これは是非ともシングル・カットをお願いしたい。
⑧ Dennis Edwards / I Feel Like I’m Falling In Love Again 1967 (vol.4)
デニスのソロ名義ではマイ・ベスト、The Fantastic Four (Soul 35058) も歌っている曲だ。ファンタスティック・フォーが後の録音のよう。勇ましく渾身のジェイムズ・エップスより優しく頼もしいデニスの歌いっぷりの方が好きだな。
10:42:24 | もっと楽ソウル | コメント(0) | page top↑
The Best Of Patrick Henry and The Liberation Band (P-Vine)
2015 / 03 / 09 ( Mon )
The Best Of Patrick Henry and The Liberation Band / Loving U (P-Vine PCD 93880)

patrick henry 3
patrick henry 5

ソウルフルでパラダイスなダンサー 「ラヴィング・ユー」 で一部のソウル・ファンを熱狂させたパトリック・ヘンリー。ここにお届けするのは、彼のバンドが地元ルイジアナのレーベルに残した 3 枚のアルバムから選曲したベスト盤。覇気のあるバンド・サウンドというのがうれしいじゃないか。「ラヴィング・ユー」 だけでもお釣りがきそうだが、ディープなバラードからモダンでダンサブルなナンバーまで、他の曲も凄いのなんのって。これは聞きしに勝るハイ・クオリティーな発掘ものだ。

この度、Pヴァインから発売された Patrick Henry のベスト盤の選曲と解説を担当させていただきました。楽ソウル推薦盤、 DISK UNION 等で販売中です。
12:54:51 | MY WORK | コメント(0) | page top↑
楽 CD GEORGE JACKSON AND DAN GREER (KENT)
2015 / 03 / 01 ( Sun )
GEORGE JACKSON AND DAN GREER AT GOLDWAX (KENT CDKEND 428)

1 george jackson dan greer cd 1
2 george jackson dan greer cd 2
マッスルショールズ、サウンド・オブ・メンフィス、フェイムとくれば、ゴールドワックスなんだけど、やっぱりこれには驚いた。なんとジョージ・ジャクソンとダン・グリアの Goldwax の未発表音源集。この音源については以前噂で聞いたことがあり、お倉になりはしないかと気が気で、こうして手にすることができて感謝感激。①③ がシングル、②④⑦⑯ は既に CD 化されており、残る 17 曲がここで初めて聴ける未発表曲。Dean Rudland のライナーには 「テープのラベルにはジョージ&ダン、またはジョージのソロと記されていたのだが、どの曲でどちらが歌っているのかの判別はきわめて難しい。」 「ほぼ全トラックでジョージがリードヴォーカルを取っていると考えてまずまちがいないと思うのだが、心のどこかにそう言うのをためらわせるだけの疑念もある。」 とあり、どの曲をどちらが歌っているのか記載されていない。①③ はGeorge & Greer (Goldwax 313) のデュエット曲。絶対の自信があるわけではないが、私の耳では、⑤⑥⑦⑧⑩⑪⑬⑯⑱⑲⑳ の 11 曲がジョージ・ジャクソンのソロ、結果的に残る 10 曲がダン・グリアのソロとなる。
やはり、気になるのはジョージ・ジャクスン。⑤ Coming Back To You Baby は James Carr の Coming Back To Me Baby (Goldwax 309) の元歌であろう。⑥ Love Attack は言わずと知れた James Carr の絶唱曲、シングルのライター・クレジットには Quinton Claunch とあるが、デモ録音しているので、ジョージ・ジャクソンが書いた曲で間違いないだろう。ピアノによる弾き語り、切羽詰まった男の嘆き節、これを聴いてジェイムズ・カーも歌ったかと思うと、感慨もひとしおだ。⑦ Don't Wake Me Up は既出の The Goldwax Story Vol.3 (CDKEND 335) でも触れられていないが、Bart Jackson 名義の Wonderful Dream (Decca 32317) と同じ曲。ピアノとコーラスというシンプルなつくりながら、イシュー・バージョンよりも暖かみのある曲となっている。⑧ Nothing Can Touch My Love I Have For You はどこかで聴いたことがあるような無いような、That’s How Strong My Love Is やサム・クックの Nothing Can Change This Love へのオマージュも感じられるサザン・バラード、力のこもった歌いっぷりも申し分なく、フェイドアウトしてしまうのが勿体ない。⑩ Come On And Make Up My Mind はリズム・ナンバー、ピアノにドラムス、これを派手にしたら Dancing Man (Decca 32317) って感じかな。⑪ I'm Going To Straighten Up and Do Right、これもどこかで聴いたことがあるなぁと思ったら、Marvin Gaye の Try It Baby に似ている。多分、ジョージはマーヴィンが好きだったはず。⑬ A Road To Nowhere、サッド&テンダーなバラード、実に良い曲。ゴールドワックスの例のバックでジェイムズ・カーが歌っていたらと想像してください、一粒で二度おいしいよ。⑯ I Can See Sadness Ahead For Me、既出、ブルース・ナンバー、こんなの聴いていると、今夜もまた深酒しそう。⑱ If I Thought I Could Ride My Troubles Away、オヴェイションズの Ride My Troubles & Blues Away (Goldwax 322) だね、かなり好きな曲、もう涙がちょちょ切れそう。⑲ I'm Still In Love With You、最初は甘く最後は辛い。⑳ I Don't Wanna Take A Chance、歌詞カード (国内盤) を見ながら聴いている。まさに男泣かせのジョージ。ゴールドワックスのバックで Spencer Wiggins が歌っていたらと想像してみましょう。
最初、歌っているのはジョージかダンかと比べて聴いたので、ダン・グリアにはちょっと不利になってしまった。バラードの ⑫⑭⑮㉑、悪くは無いけど、どうしてもシンガーとしての魅力はジョージに及ばないものね。イントロが「マイ・ガール」のミディアム ② To Me It’s Storming や ④ のマーチ・ソング Do The March、リズミカルで爽やかな ⑰ Fascination なんかの方が印象に残る。
バックがピアノだけという曲も多く、あのゴールドワックスのサウンドを期待する人には不満が残るかもしれないが、それは無い物ねだりというもの。Kent で出た Fame の 3 枚、The Sounds Of Memphis & XL の 1 枚、Grapevine / Soulscapeの At Muscle Shoals Sound の 3 枚に劣らぬ内容、さらに、ありがたみではそれらを上回るものだ。

ここで関連シングルを挙げておこう。
3 george greer gw
4 dan greer bigbeat
Dan Greer / My Baby’s Got A New Way (Bigbeat 149) 1966
楽ソウルでもちょっと触れたもの。ダンとジョージのレーベル Gre Jac 100 がオリジナル。Good Times (Goldwax 313) は先に Gre Jac 110 としてリリースされており (実物を見たことは無いが)、こちらが先の録音となるようだ。ソロ名義ながら、ジョージ・ジャクソンとのデュオ。Good Times の前哨戦といった感じでサム・クックのダンス・サウンド、ここでのダン・グリアの歌いっぷりはかなり気骨があって大いに好感が持てる。フリップのミディアム Wait For Me ではダンのソロに男性コーラスが付く。こちらも頑ななゴツゴツした歌いっぷり、CD レビューでは失礼してしまったが、このシングルにおけるダン・グリアは魅力たっぷりである。
5 bart jackson decca 1
6 bart jackson decca 2
Bart Jackson / Wonderful Dream (Decca 32317) 1968
これも楽ソウルでコメントしている。ジョージ・ジャクソンが変名でリリースしたシングル。John Ridley は In Muscle Shoals (Grapevine 3003) のライナーでちゃんと紹介しているのだが、Ady Croasdell (CDKEND 335) と先の CD アルバムのライナー執筆者 Dean Rudland はこのシングルの存在を知らないようだ。録音は HI、フリップは粘り腰の Dancing Man、彼のリズム・ナンバーではベストの出来だ。こうなってくると、HI のデモ録音が残っていないのか気になってしまう。なお、The Fame Recordings Volume 3 (KENT CDKEND 408) のライナーにのっている自己紹介のプロフェッショナル・ネイムが Bart Jackson となっているのに先日気がついた。

楽ソウルでは省いてしまった 80 年以降のジョージのシングルお薦め盤も紹介。
7 george jackson crosstown 1
8 george jackson crosstown 2
Ain't Nothing But Sorrow (Crosstown 581) 1981
最近一番よく聴くのがこのバラード、見つかりやすいシングルだし、もう絶対のイチ押し。いや~、沁みて沁みて泣くしかないっしょ。まさにジョージ・ジャクソン節全開、メンフィス録音、サウンドも 10 年くらい遡った感じで歌声も高らかに響き渡る。不満は 4 分 49 秒と長尺なこと、3 分 40 秒くらいでフェイドアウトしてくれた方が余韻が残ったはず。フリップはちょっとモダンな We Need You More、こっちもなんぼかいいんでないかい。裏でも表でも、思わず生まれ故郷の北海道弁が出てしまうほど、郷愁の 1 枚であります。
9 george jackson hepme 1
George Jackson / Struggling Lady (Hep’ Me 1051) 1993
ゆったりとしたミディアム、慈愛に満ちあふれた歌声にうっとり。ウラのバラード If It's Love You're Trying To Fight も素晴しい。Crosstown 盤に比べると一歩譲るけどね。Senator Jones のプロデュース、録音場所はミシシッピのジャクソン、マラコ・スタジオではなくてもっとローカルな音だ。シングル盤は珍しいが、両面とも、Heart To Heart Collect (Black Grape 100) という CD アルバムで聴ける。今では忘れられた感もあるこのアルバム、お持ちでない方、タイトル曲も最高なので、中古適価で見つけたら即買いですよ。なお、Struggling Lady は Little Milton がマラコで歌っており、Kent の CD “ Little Milton Sings Big Soul “ (CDKEND 413) にも収録されている。
11 george jackson heart to heart

最後にもう1枚、ダン・グリアのデビュー・シングルがこれ。
12 dan greer sw
Dan Greer / Old Beale Street (S.&W.712) 1964
珍しくて自慢の一品。メンフィスの Fernwood スタジオ録音。昔、お世話になっていた国内のメールオーダーの方から、こんなの欲しがるのは佐野君ぐらいだろうと言われて格安で譲っていただいた覚えがある。後に The Ovations が歌っている曲 (Beale St. 84-1) ということで、こちらのスケべ根性を大いに刺激。内容は? 田舎臭さがプンプン、随分と長閑 (のどか) であります。
06:44:03 | もっと楽ソウル | コメント(0) | page top↑
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