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SOUL DEEP 5 @ BLUE HEAT / PLAY LIST
2015 / 09 / 21 ( Mon )
ご来場、ありがとうございました。
次回は11月22日(日、翌日祝日)、ONE MAN DJ やります。

MAKOTO BANKS

01. cliff nobles / this feeling of lonliness (roulette 7142)
02. kenny hamber / let's do that camel walk (mean 200)
03. leon haywood / baby reconsider (fat fish 8011)
04. johnny howard / the chase is on (bashie 101)
05. don varner / the sweetest story (south camp 7005)
06. roscoe robinson / you qualify (paula 384)
07. finess / have i your way (brown bomber 101)
08. eugene gaspard / on and on (rosemont 70116)
09. soul bros.inc. / find his way back home (s.b.i.1004)
10. singing stars / i want to go home with jesus (ebony 15073)
11. meditations / it's wrong to fight (checker 1176)
12. the tolbert family singers / ride the gospel train (mtf 190)
13. the rance allen group / i know a man who (gospel truth 1212)
14. robert ward / i'm gonna cry a river (thelma 96914)
15. the m.s.q / save a place for me (rainy day 8005)
16. losta poppa / she ain't gonna do right (ct 35996)
17. joe johnson / trust in me (trilogy 1011)
18. frank hutson / old man me (goodie train 010)
19. clarence coulter / ride on (hit track 2001)
20. victria Williams & j.b.ledbetter / we're so satisfied (verve-106401)
21. georgous george / it's not a hurting thing (peachtree 105)
22. b.b.brown / my love for you (dit dot 100)
23. the barons unlimited / love,oh love (III star 2-2222)
24. wilson pickett / i'm sorry about that (atlantic 2430)
25. that / all i need (bobby fulton enterprise 1003)

SHIGEMI MORISHIMA

01. Joe McDade / Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) (Satellite 1040)
02. Oscar Boyd / What Makes You So Cruel (Hi Mi 3004)
03. Mary Wells / 500 Miles (Jubilee 5639)
04. The Sweet Inspirations / Do Right Woman-Do Right Man (Atlantic 2465)
05. J. J Lewis / When (Will You Be Coming Home) (Malaco 1024) 74
06. Obrey Wilson / Sweet Revival (Mercury 73201)
07. Junior Parker / You Can’t Keep A Good Woman Down (Blue Rock 4088)
08. Art Wheeler / Walk On (Cee-Jam 4)
09. Ernie Rivers / A Message To Percy (Knox 318)
10. Brad Lundy / A Lonely Boy (Julmar 2647)
11. Sonny Til / Tears And Misery (RCA 9759)
12. The Swinging Reflections / I Need Your Love (Went 001)
13. Willie Mason / No Place Like Home (Lantic Gold 103)
14. Kenny B. / Love Doesn’t Live Here Any More (Bennett 105)
15. Tommy Dodson III / You Don’t Know (How Much I Love You) (Main Sound 501)
16. Sam Campbell / Right To Love (Galaxy 772)
17. Earl Scott / All Mixed Up (Cash $ales 101)
18. Johnny Thunder / Put It In Motion (Diamond 246)
19. Nancy Butts / Go On To Her (Crow 37)
20. Samuella Williams / I’m Tired Of Stealing Your Love (Top’s 0001)
21. Al Johnson / Sittin’ Around (Burt 4001)
22. The New Yorkers / You Should Have Told Me (Radio City 1001)
23. Otis Clay / Nothing To Look Forward To (One-derful recording, unissued)
24. David Dee / This Would Mean So Much (Vanessa 104)
25. Josephine Taylor / Depend On Me (Palos 1208)
26. Them Two / Am I A Good Man (Deep City 2379)
27. Jerry & Eddie And The Tornados / Lonely Tears (Gulf 4740)

KATSUAKI SANO

01. The Caravans / Walk Around Heaven All Day (Vee Jay 945)
02. The Three Friends / Walkin’ Shoes (Cal-Gold 169) vocal by Clay Hammond
03. The Three Friends / Blue Ribbon Baby (Cal-Gold 169) vocal by Clay Hammond
04. Herb Johnson / That’s The Way Life Goes (V-Tone 228)
05. Timmy Shaw / No More (Bon 003)
06. Timmy Shaw / Thunder In My Heart (Bon 003)
07. Charles Gray / I Found A Love (Village 103) with Les Watson & The Panthers
08. Modern Soul Trio / That’s Where It’s At (Youngstown 606)
09. The Valentinos / Sweeter Than The Day Before (Chess 1977)
10. The Enchanters / God Bless The Girl And Me (Loma 2035)
11. Krystal Generation / I’m Gonna Build (T-Box 102)
12. Simtec & Wylie / Everlasting Pain (Mister Chand 8004)
13. The Third Guitar / Don’t Take Your Love From Me (Rojac 123)
14. Earl Gains / The Meaning Of A sad Song (DeLuxe 111)
15. Little Brenda Duff / The Army’s Got Me Crying (Downbeat 101)
16. Jackie Avery / Understanding (Tail-Gate 1003)
17. Lee Bates / Wishing, Waiting And Hoping (Sansu 1009)
18. Dave Armstrong / No Sign Of Love (R&B 690821)
19. Vernon Garrett / No Sign Of Love (R&B) from private CD
20. Freeman Brothers / You Got Me On A String (International Alled 501)
21. Little Tommy / I’m Still Hurt (Sound Of Soul 104)
22. Bobbie Jean Bland / Do It (Sack 4360)
23. Albert Washington / You Gotta Pay Your Dues (Fraternity 998)
24. Gloria Edwards / Anything You Want (King 6400)
25. Ann Sexton / You’ve Been Gone Too Long (Seventy 7 – 104)
26. Sir Lattimore Brown / The Man Next Door (aka Crying Baby Baby Baby) unissued
27. Jim Coleman / It Don’t Seem Like You Love Me (Sir Rah 502)
28. Little Oscar / Suicide Blues (Palos 1201)
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楽 CD  CARL HALL (OMNIVORE)
2015 / 09 / 19 ( Sat )
CARL HALL / YOU DON’T KNOW NOTHING ABOUT LOVE (OMNIVORE 133)

1 carl hall cd1
2 carl hall cd2
副題が THE LOMA / ATLANTIC RECORDINGS 1967-1972、意外なシンガーの単独アルバム。Carl Hall の未発表が聴けるなんて予想していなかったので、驚き、大いに感激。紹介が遅れてしまったが、落ち着いて聴けるようになったところで、気のついたこと感じたことを書きとめておきたい。この人については、楽 SOUL でほぼ言いたいことは書いたし、そちらも参照ください。全曲、Jerry Ragovoy の製作、ソウル・ファンには Garnet Mimms や Howard Tate の作品でおなじみの大物プロデューサー、Bert Berns と並び NY のソウル・シーン、とりわけディープ・ソウルやアーリー・ソウルを語る上で欠かせない存在だ。①② (Loma 2086) ⑥⑦ (Loma 2098) ⑭⑮ (Atlantic 2856) の 6 曲がシングル曲、③④⑤⑧⑨⑩⑪⑫⑬ の 9 曲が未発表曲で、録音年順に並んでいる。⑯⑰⑲ は別テイク、⑱ は ⑥ の 71 年リメイク・バージョンとなる。
ゴスペル出身のユニークな声のシンガー。ライナーには 4 オクターブと書いてあるけど、いわゆる綺麗な澄んだ高音ではなく、過激で泥臭くて、少々ヒステリックにも聞こえるカン高い声。こういうのはダメというソウル・ファンがいても仕方ないが、こんな声でこんな歌い方をするシンガーは他にはいない、なんだか貴重だし、この人だから映える曲というのもあって、私は大好き。シングル曲では、冒頭 ① You Don’t Know Nothing About Loveが凄い、「必殺のスロー・バラード、喉が焼けるようなシャウトに圧倒される」 (楽本)、 ⑥ のライターには Richard Poindexter & Robert Poindexter、⑦ のライターには Van McCoy の名前がある。新機軸のファンク・ナンバーとよりダンサブルなリズム・ナンバーだ。ライナーによれば、⑮ Change With the Season の曲を書いている Elliot Lurie は白人のシンガー・ソング・ライターで Looking Glass というバンドのリード、ソウル畑の人ではない。そう知って聴くと、ポップ・ソングをゴスペル・テイストでソウルフルにアレンジ、「クワイアーをバックに、天にも届けといった力一杯の熱唱が感動的、とめどなく熱いものがこみ上げてくる」 (楽本)。なんとも純な曲、この人でなければ、これほどまでに思い切りよく歌いあげることはできないだろう。未発表曲では、67 年作の ⑤ It Was You (That I Needed) が素晴しい、アルバムの中でも燦然と輝いています。カールさん自作の美しいバラード。高らかに歌われた Let Them Talk といった感じかな、テンダーでディープな歌いっぷりも申し分無し、いやはや絶句、後半の盛り上がりに涙を抑えることができない。最初こればかりリピートしていた、心優しき私は過激な ① よりもこちらの方が好きであります。⑧⑨ はデモ録音、⑩ はロックっぽい、⑪ はビートルズ、⑬ Time Is On My Side はローリング・ストーンズでヒットしたアーマ・トーマスの曲。⑭ は今まで気づかなかったけど、ジェファーソン・エアプレインのヒット曲 「あなただけを」 なんですね。こうして聴いていくと、ラゴヴォイの狙いは、カール・ホールのヴォーカルを活かすため、ゴスペルとロックとソウルをポップにクロスオーヴァーさせることだったのかもしれない。ということで、全体を通して聴くと、散漫に感じてしまうソウル・ファンもいるかな。どんな曲でも妥協の無い歌いっぷりで好感度は高い、⑤ が聴けただけで、私は大満足。
3 carl hall loma
4 carl hall atlantic

ラゴヴォイが手掛けたカール・ホールがもう 1 枚
5 carl hall columbia
Carl Hall / What About Me (Columbia 45813) 1973
「メロウでおしゃれなバックにハイ・トーン・ボイスが実に伸びやかに響くミディアム」 (楽本)、カール・ホール版の What’s Going On ですね。The Jerry Ragovoy Story / Time Is On My Side 1953-2003 (Kent CDCHD 1183) で聴けます。ご覧のとおり、私の持っているシングルはセイム・フリップのデモ盤。ウラは Who’s Gonna Love You というミディアム、曲にとらえどころが無いかな。

ラゴヴォイに出会う前、1964 年から 66 年に Mercury から 6 枚のシングル盤をリリース。鈴木先生の SOUL CITY USA での評価は低いが、元気いっぱいにソウルフルで私は大好き。ポップで甘い 1 枚目のシングルは少し雰囲気が違うかな、2 枚目以降は太鼓判、とにかく熱い、暑苦しいぐらい。ライターやプロデュースも Gene Redd、Lou Courtney、Quincy Jones、George Kerr、Richard Tee、Sammy Lowe といった按配で錚々たる人物が並ぶ。楽ソウルでも押しているので、ちょっとしつこいが、私のベスト・スリーは次の 3 曲。
7 carl hall let me down slowly
Carl Hall / Let Me Down Slowly (Mercury 72318) 1964
8 carl hall my babys so good
Carl Hall / My Baby’s So Good (Mercury 72396) 1965
6 carl hall youre so qualified
Carl Hall / You’re So Qualified (Mercury 72547) 1966
コメントは楽本 51 頁を参照ください。他の曲もレベルが高いです。

昔に比べると、王道ディープ・ソウルにおける NY 系シンガーの存在感が薄くなっているような気がする。今年に入って、ガーネット・ミムズのシングルをまとめた CD アルバムが Kent からリリースされたが、まだまだ足りない。マーキュリーのカール・ホールしかり、シングルでしか聴けない Bobby Harris、Donald Height、Hoagy Lands あたりの本格的 CD イシューが望まれるところ。

- お知らせ -
明日 20 日はブルーヒートでディープ・ソウルのレココン、良い音でシングル盤を楽しみましょう。お一人でも大歓迎、学割やシルバー割は無いですが、年齢も関係ありません。女性の方も安心して楽しめます。マニアとか初心者とかも関係無いです、ソウル愛が全て。初めてで一人で入りづらいと思っている方、大丈夫です。私は一番前のカウンターにおります。分からないことなどありましたら、遠慮せずに声をかけてください。
なお、店長の兵頭さんのご好意もあり、来年もブルーヒートでレココンを続けます。日程は後日告知させていただきます。プレイ・リストがあって、DJ のコメントがあって、リスナーからの厳しかったり優しかったりの反応もあって、レココン形式でのイベントが、皆で好きなソウル・ミュージックを楽しむには最適だと思っています。自分が好きなものに共感してもらいたいという私の我儘もありますが、そこは多めに見てください。
01:45:36 | もっと楽ソウル | コメント(0) | page top↑
楽 CD  THE FANTASTIC FOUR (KENT)
2015 / 09 / 10 ( Thu )
THE FANTASTIC FOUR / THE LOST MOTOWN ALBUM (KENT CDTOP 434)

01 fantastic four lost motown album a
02 fantastic four lost motown album b
「ファンタスティック・フォー、最高ですね」、このところ、挨拶がわりの決まり文句だ。幻のセカンド・アルバム “ How Sweet He Is “ (SOUL SS-722) 12 曲にボーナス・トラック 13 曲を加えた全 25 曲、Dennis Edwards、Patrice Holloway、The Contours、Marv Johnson、The Monitors 等々いずれも驚きの Kent モータウン発掘に新たにグレイトな CD アルバムが加わった。モータウン・ファンだけでなく、グループ・ファンも必聴必携、マーヴィン・ジュニア級の James Epps のディープ・ボイスが高らかに響き渡り、ディープ・ファンだって大興奮、早い話、ソウルが好きだと自覚している人には洩れなく聴いていただきたい素晴しい内容だ。
収録曲を整理すると、①~⑫ が幻のアルバム曲、うち 5 曲 ②⑥⑦⑧⑨⑩ がシングル・リリースがあったもの、うち 3 曲 ①③⑥ は既に CD 化されている未発表曲、新たな未発表曲は ④⑤⑪⑫ の 4 曲。⑬~㉕ がボーナス曲、⑮ はシングル曲、⑯⑱ は既にCD化されている未発表曲、新たな未発表曲がなんと ⑬⑭⑰⑲⑳㉑㉒㉓㉔㉕ の 10 曲。1968 年 12 月から 1971 年 3 月までの間に録音されたものだ。SOUL の 3 枚のシングル両面に加え、これまで各種 CD に収録された未発表曲も余すところなく収められており、モータウンにおけるファンタスティック・フォーの全てがこの 1 枚につまっている。
まずは、1970 年 3 月に予定されていたアルバム、まさに怒涛の 12 曲、このクオリティの高さは尋常ではない。正式のリリースがあれば、モータウン屈指の名盤となったに違いない。仮タイトルの “ How Sweet He is “ の “ Sweet “ はリード・シンガーの James Epps のニックネーム。モータウンは、デニス・エドワーズと同じく、ジェイムズ・エップスをソロ・シンガーとして押し出す意図があったようだ。耳のあまり確かでない私でも、この人の声は聴いて直ぐに分かる。深いニュアンスがあって、うま味成分が豊富、そこがスウィートと呼ばれる所以なのかもしれない。先にマーヴィン・ジュニアを引き合いに出したが、パワフルなんだけど繊細さもあり、David Ruffin と Jimmy Ruffin の魅力を併せ持った感じかな。それにしてもこの 12 曲。HDH も去り、モータウンも変革の時期、定まったプロデューサーもおらず、ライターも様々なれど、中途半端な曲が無いのが凄い、ビートルズの ⑤ までもがまことにソウルフルなのだ。とりわけ ⑦⑧⑨⑩ とシングル曲の四連発は圧巻、マイ・ベストは ⑧ Don't Care Why You Want Me、深く優しく、胸にジワジワ沁み渡るバラードだ。ちょっと勇ましい ⑩ I Feel Like I'm Falling In Love Again もデトロイトらしいナンバーで大好き。⑦ は 4 分弱のロング・ヴァージョンというのも嬉しいではありませんか。そして、シングル曲に引けを取らない、もしくは凌駕してしまいそうなのが ①④⑫ の 3 曲だ。① Take Him Back If It Makes You Happy はジェイムズ・エップスの独壇場といった感じのミディアム・アップ、バリノの “ I Had It All “ 同様、LPの価値を決定づける幕開けの曲だ。初めて聴く ④ A Little Too Much がさらに素晴しい、最近センチな私にはこれが未発表ではベストかな、泣けるフレーズが堪らない、耳よりも目頭が強烈に刺激される。⑫ Just Can't Forget About You Baby のライターには目を疑った。フィラデルフィアの Kenny Gamble と Billy & Jerry のバトラー兄弟ではないですか。歌いっぷりが熱い、デヴィッド・ラフィンに引けを取らないハイ・テンション、ジェイムズ・エップスが男前でスマートだったら、デニスの代わりにテンプスに加入していたかもしれないなんて想像してしまった。③ は Marvin Gaye & Tammi Terrell (Tamla 54161) のカバー、ロマンティックなバラードだ。⑥ Keep On Tryin' ('Til You Find Love) はフォー・トップスやジミー・ラフィンが得意とするような弾けるナンバー、これも文句無し。⑪ You Turn Me Around はデニスのテンプスみたい、こんなのもやすやすと歌ってしまうところが偉いのであります。
残るボーナス曲も勿論濃ゆい。私が分かる範囲で他のシンガーも歌っている曲をチェック。⑱ Don't Tell Me I'm Crazy が Edwin Starr (Soul 35100) と Gladys Knight & The Pips (LP Soul 744)、㉒ I'm Still A Struggling Man が Edwin Starr (Gordy 7087)、㉓ Forgive My Jealousy がChuck Jackson (LP Motown 667)。きりりと力強いエップスのボーカルが光るミディアムからアップの曲が目白押し、ジョニー・ブリストルが曲を提供している軽快なテンポの ⑬ How Big Is Your Heart、流石のシングル曲 ⑮ Pin Point It Down、切々とした ⑯ Loving You (Is Hurting Me)、実直なボーカルに涙の ⑱ Don't Tell Me I'm Crazy、晴れやかな ⑳ In A Bad Way、コーラスのサポートも心強い ㉓ Forgive My Jealousy あたりがとりわけ印象に残る。最後の録音となった ⑭ It Keeps Raining Down Tears も絶品。慈しみに満ちた美しいバラード ㉑ I Hate Myself For Loving You も忘れちゃいけないな。なお、⑭⑰⑳ のプロデュースに名前のある Al Kent は Ric Tic の作品を手掛けていた人物で、モータウン退社後のファンタスティック・フォーの面倒も見たお方であります。
いつもながら KENT さんに感謝、さらにガメツク、①~⑫ を是非アナログ LP で、無理を承知、レーベルもオリジナルの SOUL のデザインでお願いしたいですよね。
03 fantastic four soul 35058 i feel like im falling in love again
04 fantastic four soul 35065 dont care why you want me
05 fantastic four soul 35072 on the brighter side

ここで、SOUL 以前のファンタスティック・フォーについてもコメントしておかなくてはいけない。
66 年 12 月、Ed Wingate の Ric Tic からデビュー。翌年 11 月、3 枚目のシングル The Whole World Is A Stage (Ric Tic 122) がチャート 6 位のヒット、Ric Tic がモータウンに買収される 2 年足らずの間に同レーベルで 10 枚のシングルを発表している。これは Edwin Starr を上回る枚数、ヒットした曲も多い。モータウン移籍後も Ric Tic のシングルをまとめたファースト・アルバム “ The Best Of Fantastic Four “ (Soul 717) が早々にリリースされ、順風満帆に思われたが、セカンド・アルバムの企画も頓挫、結局、3 枚のシングル盤 (Soul のシングルは 4 枚だが、1 枚目は Ric Tic のラスト・シングルの再発) もヒットせずに終わっている。大企業に吸収合併された中小企業の優秀な人材が冷飯を喰わされたといった例えが適当かどうかはともかく、モータウンも曲がり角にあった時期、充分なプロモーションもされず、モータウンを去ることになる。
話は戻り、” The Best Of Fantastic Four “ (Soul 717)に収められなかった Ric Tic 音源がある、以下の7曲だ。
06 fantastic four 119 girl have pity
① Girl Have Pity (Ric Tic 119) 66.12
07 fantastic four 119 live up to what she thinks
② Live Up To What She Thinks (Ric Tic 119)  66.12
08 fantastic four 122 aint love wonderful
③ Ain’t Love Wonderful (Ric Tic 122) 67.2
09 fantastic four 134 as log as the feeling
④ As Long As The Feeling Is There (Ric Tic 134) 67.7
10 fantastic four 136 love is many-splendored thing
⑤ Love Is A Many Splendored Thing (Ric Tic 136) 68.1
11 fantastic four 137 no love like your love
⑥ No Love Like Your Love (Ric Tic 137) 68.2
12 fantastic four 139 win or lose
⑦ Win Or Lose (Ric Tic 139) 68.4
デビュー・シングルの ①② は私の長年の愛聴盤だ。思い詰めた感じの甘いバラード・ナンバー ① Girl Have Pity、ジェイムズ・エップスの哀愁をたっぷりと含んだボーカルに涙である。一方、② Live Up To What She Thinks は格調の高いデトロイト・ミディアム、プロデュースを担当しているのが、若き日の George Clinton で、アレンジは彼らの作品の多くを手掛けている Mike Terry だ。さらにテンポを上げた ③ Ain’t Love Wonderful、サビのメロディーがなんともチャーミング。曲のクレジットにある Al Hamilton は Al Kent の本名で、MGM や Wingate にシングルのある Ronnie Savoy (Eugene Hamilton) は彼の兄弟にあたるそうだ。パーカッシブなミディアム ⑥ No Love Like Your Love も大好き、ライトでファンクなバック・サウンドにも注目したい。
残念ながら、これらの曲には正規の CD イシューがない。Ed Wingate の音楽ビジネスを買い取ったモータウンは、ウィンゲイトのゴールデン・ワールド・スタジオをモータウンのセカンド・スタジオとして利用する一方、ウィンゲイト所有の Golden World、Wingate、Ric Tic の 3 レーベルは継続せず、ファンタスティック・フォーでアルバムを 1 枚、エドウィン・スターについてはファースト・アルバム Soul Star (Gordy 931) に Ric Tic 作品を何曲か収録したのみ。69 年、イギリスの Tamla-Motown から “ Ric-Tic Relics “ というコレクション・アルバムが 1 枚出ており、J.J.Barnes の 5 曲、Laura Lee のデビュー曲、エドウィン・スターが追加で 3 曲聴けるものの、残るタレントと音源はきれいさっぱりと切り捨てられている。現在のところ、Golden World と Wingate はまるまる、Ric Tic の過半、CD リイシューがなされていない。気配も全く無いので、ウィンゲイトの台頭にいまいましい思いもあったベリー・ゴーディが、これらの音源のマスターを破棄してしまったと疑いたくなるぐらいだ。
13 ric tic relics 1 a
14 ric tic relics 2 a
正規イシューは無いが、怪しい CD リイシューはあって、メイドイン台湾の “ Ric-Tic Relics Volume I & II “ (Soul World 103 & 104) で、①②④ の 3 曲が聴ける。

Motown 退社後、Armen Boladian の Westbound に移籍、Eastbound から以下の 2 枚のシングルを発表、Ric Tic、Soul に続きデトロイト最高のグループ・ソウルが楽しめる。
① If You Need Me, Call Me / ② If Had The Whole World To Choose From (Eastbound 609) 73
③ I Believe In Miracle / ④ I’m Falling In Love (Eastbound 620) 74
15 good all over 1
" Good All Over / Rare Soul From The Westbound Records Vaults 1969-1975 " (Ace/Westbound CDSEWD 154) には、①③④ の 3 曲が収録。30 年近く昔の話なれど、P-Vine のコレクション LP “ From Detroit Comes Sweet Soul “ (PLP-6078) には全曲収録されていましたね。75 年以降、Westbound から 4 枚の LP を発表、こちらも久しぶりにじっくり聴いてみようと思っている。

《おまけ》 この機会に、レコード番号が欠盤になっているモータウンの幻のアルバムをチェックしてみた。今回のファンタスティック・フォーのように遅ればせながらCDアルバムとしてリリースされたものでは以下の3枚がある。
David Ruffin / David (Motown 733)
Marvin Gaye / At The Copa (Tamla 273)
Sisters Love / With Love (Mowest 109)
未だ欠盤のままの幻のアルバムについて主なものを挙げると、
Barbara Randolph / I Got A Feeling (Soul 712)
Kim Weston / Take Me In Your Arms (Gordy 934)
Marv Johnson / Marv (Gordy 937)
Martha Reeves / Martha Reeves (Gordy 960)
Dennis Edwards / Dennis Edwards (Gordy 978)
The Velvelettes / Velvelettes (VIP 401)
Mary Wells / Second Time Around (Motown 612)
Downbeats / Introducing the Downbeats (Tamla 225)
Barrett Strong / Money and Other Big Hits (Tamla 226)
Miracles / The Miracles Sing Modern (Tamla 234)
Marvin Gaye & Kim Weston / Side by Side (Tamla 260)
Brenda Holloway / Hurtin' and Cryin' (Tamla 263)
G.C. Cameron / 7th Son (Mowest 107)
デニス・エドワーズ、ヴェルヴェッツ、マーヴ・ジョンソン、ブレンダ・ホロウエイ、ダウンビーツ (エルジンズ) 等、ほとんどの未発表音源は ACE / KENT で既に CD 化されたようにも思えるが、Barbara Randolph と G.C. Cameron は気になりますね。
15:31:30 | もっと楽ソウル | コメント(0) | page top↑
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