BLUES NIGHT @ BLUE HEAT
2015 / 12 / 16 ( Wed )
BLUES NIGHT @ BLUE HEAT

ソウル・ファンも浮気したくなるよな
BLUES NIGHT @ BLUE HEAT
主に 60 年代のブルース・シングルをかけます。
1 月 16 日 (土) open 17:30 start 18:00
場所 : BLUE HEAT 新宿区舟町 7 番地 舟町ビル B1F
PHONE : 03-3355-7799
DJ : 佐野勝明、森島繁美、秋元伸哉 (disk union)
NO COVER CHARGE (minimum drink charge \1100) 

「黒くてヤバくて楽しい」 のけぞるようなブルース・シングルでお待ちしております。私と森島さんだけでは心許無く、ディスク・ユニオンの 「ブルース番長」 秋元さんのお力も借りることになりました。ということで、万全の態勢です。ブルース好きはもちろん、一途なソウル・ファンも是非、たまにはブルースに浮気したっていいじゃないですか。ブルー・ヒートで聴くギターの音は凄いですよ。初めての方、おひとり様も大歓迎です。


20160116 no2 BLUES NIGHT
20160116 BLUES NIGHT
09:04:11 | イベント | コメント(0) | page top↑
楽 CD  THE BEST OF KENT BALLADS
2015 / 12 / 14 ( Mon )
LOST WITHOUT YOU – THE BEST OF KENT BALLADS 2 (KENT CDKEND 439)

01 best of kent ballads 2a
02 best of kent ballads 2b
KENT のソウル・バラード集第 2 弾。Ady Croasdell 氏によるコンパイル、録音時期は 1962 年から 87 年とけっこう幅があり、地域も全米くまなく東西南北。選曲の基準はスロー・ナンバーでレア音源というくらいか、選者の好みに若干の疑いも感じつつ、バラエティがあるので飽きない構成となっているのは確かである。そして、私がなにより評価したいのは、全 24 曲 9 曲 (①②⑤⑦⑧⑨⑪⑮㉓) も未発表があること、ノーザン・ファンの多い英国にあって、埋もれたままになってしまったかもしれないバラード・ナンバーにも日を当ててくれたことを素直に感謝したい。
まずはお初の曲から聴いていきましょう。
① Stay Away / The Turn Arounds、Terry & The Tyrants (Kent) が改名した西海岸のグループ、ERA、Minit、Tangerine、DeVille などにシングルがある。66 年の本作はツアー中にアトランタで録音された 5 曲のうちの 1 曲らしい。リードは Terry Evans、ライナーにもあるとおりヒットした The Knight Brothers の Temptation 'Bout To Get Me (Checker 1107) の影響が感じられるディープ・バラードだ。
② I Don’t Need Nobody / Jerry Washington、この人は Excello の Right Here Is Where You Belong (LP) でご存じのサザン・ソウル・ファンも多いはず。ジェリーさんは床屋さんが本業、おしゃれ好きには、マニアックなマイアミ・ノーザン Don't Waste My Time (Glades 1737) が人気。未発売となってしまったセカンド LP のために録音されていたもの、エクセロのアルバムが好きなら、気に入っていただけるでしょう。
⑤ Don’t Let Her Make You Cry / J.J. Jackson & The Jackaels、ニューヨークのシンガーで、Calla に LP もある。1962 年の Brent 音源、本コンピでは一番古い録音、ライナー読んで初めて知ったが、H.J. Jackson (Cross-Town)、June Jackson (Imperial、Bell) もこの人なんですね。
⑦ Lonely Girl / Julius Wright、これも Brent 音源、67 年作、正体不明のシンガーが歌うダウンホームなディープ・バラード、別のシンガーのダミ声も入って、一瞬、デュオっぽい雰囲気も、ディープ・ソウル・ファンのスケベ根性を強烈に刺激する曲、これはかなり好きだ。
⑧ Nobody But You / The Exotics、楽本も参照、Excello の幻の 3 枚目か、先の 2 枚に負けず劣らずの出来、甘めの曲に辛いボーカルが心地よく響き渡る。
⑨ Apartment No. 9 / Little Johnny Hamilton、この人も楽本参照、Dore より後の Watts Way 録音、リリースされたのはファンクの The Git Down (Watts Way 645)、こちらはお蔵入りとなっていたスロー・バラード。曲に起伏が無く残念、根性のあるディープ・ソウル・ファンならば、ジョニーさんのディーペスト・ボーカルを楽しむことができるかも。
⑪ Everybody Knows / Peggy Gaines、ナッシュヴィルのシンガー、Ted Jarrett のスタジオの専属歌手であったようだ。楽本で私が推した Ref-O-Ree 盤より前の 65 年の作、Bob Holmes が曲を書いている。ゆったりと歌われ暖かい、テンポも良く、意中の女性とダンス・フロア―で頬を寄せたくなるようなロマンチックなナンバー、発売されなかったのが不思議なほどの出来栄えだ。
⑮ Sure Thing / Jimmy Scott、息が長く活動したデトロイト・シンガー。デイヴ・ハミルトン関連、ライナーには、90 年にリリースされた Take A Chance On Love (Backbone) の元歌とある。80 年代のソウル・バラッド、こういうのは最近全く疎遠だが、流石にボーカルは良く、なんだか懐かしくなってしまった。
㉓ Take Another Look / The Turquinettes、初めて聴くグループ、ニューオリンズの A.F.O. 音源。あまりソウルを感じない曲、録音時期もはっきりしない。
残る 15 曲のうち、④ Lorraine Chandler も未発表曲だが、既に Pied Piper 関連のコンピに収録済み。⑬ Eddie Parker / Crying Clown も同じくパイド・パイパー録音で、レア・シングル She’s Gone (Awake 502) の裏、Freddy Butler の LP 曲 They Say I’m Afraid とメロは同じだ。なお、I Need A True Love (Triple B 0001) のフリップでも歌われており、そちらは後録とも聞いていたのだが、全く同じテイクのようである。⑯ Ty Karim も ⑰ Alice Clark もレア・シングルの裏側、お二人とも抜群の歌唱力、続けてじっくりと聴いていただきたいナンバーだ。女性では、贔屓にしている⑩ Dori Graysonも文句無し、サッドなボーカルに涙である。さらに Mary Love Comer の ㉔ は 87 年のモダン・ゴスペル・アルバムからのベスト・カット。グループものでは、③ Lee Williams & The Cymbals が収められているのが嬉しい。テンダーでノーブル、颯爽とソウルフル。Carnival、Black Circle、Rapda、De-Lite に 13 枚のシングルを残しており、どれもハイ・クオリティー、KENT さんには単独で CD アルバムをお願いしたいところだ。⑥ The The Wanderers は 50 年代から活動しているグループでリードは Ray Pollard、収録された UA 盤 (63年) 以前に Savoy、Decca、CUB にシングルを残しており、CUB にはアーリー・ソウルの好盤も多い。UA では 2 枚目の You Can’t Run Away From Me (UA 648) も異国情緒があって、お薦めである。⑫ Johnny Watson は高名なブルース・マンとは別人、Bert Keyes のアレンジで NY 録音、シングル・リリースは 99 年だが 70 年代の録音のようだ。このジョニーさん、The Appreciations (Sport 111) のグレート・ノーザンをリメイクした It’s Better To Cry (Valise 6913) で知られています。⑲ Danny White の Kashe 盤は Shrine の Eddie Singleton がプロデュースしたもの。得意のサザン・ソウルではないが、流石の歌いっぷり、KENT のアルバム (楽本283p) にも収められていないのでありがたい。そのダニー・ホワイトが曲を書いているのが ⑱ Joe Mayfield で、こちらは随分と鬱だ。ディオンヌ・ワーウィックのヒット曲をカバーしている ⑳ Lou Johnson は本邦じゃ全く人気が無い、私もあまりサポートする気になれないが、困ったことに、アディ氏の大のお気に入りのようだ。㉑ Eddie Whitehead の Black Jack 盤はフリップの Just Your Fool がレア・ノーザンで人気、これも日本のソウル・ファンにはアピールしないタイプ、こちらのバラード・サイドはちょっとサザン・ソウルっぽいフレーズもあって悪くはない。㉒ のソウル兄弟は一人で歌っている。ニューオリンズのブルー・アイド・ソウル、あからさまな感じの白人のディープ・バラード、珍しいのかもしれないが、これはダメだなぁ。選者のセンスがだんだんと信用できなくなってきます。好感度アップを狙ってか、⑭ John Edwards は Aware の LP から、皆さんおなじみの疼くミディアム、誰が聴いても納得の名曲。アディさん、こんなの入れてはずるいですよ。
1 曲 1 曲を注意深く聴いてしまうと、玉石混交といった感じかな。ここでしか聴けない曲、聴き逃せない曲も多いので、タイトルのベストは気にせず、クオリティのバラつきは我慢しましょう。ディープ・ソウル・ファンばかりでなく、落ち着いてじっくり聴けるコンピレーションをお求めの方にお薦めです。
03 ty karim dont let me be lonely tonight
Ty Karim / Don’t Let Me Be Lonely Tonight (Romark 73-104) 1973
フリップが Lightin’ Up。これ、James Taylor のカバーなんですね、ちっとも気付かなかった。
04 alice clark heavens will
Alice Clark / Heaven’s Will Must Be Obeyed (Warner Brothers 7270) 1969
フリップが You Hit Me (Right Where It Hurt Me)、CD のジャケットで歌っているのもこのお方。

DEEP SHADOW - THE BEST OF KENT BALLADS (KENT CDKEND 342) 2010

05 best of kent ballads 1a
06 best of kent ballads 1b
5 年前にリリースされた第 1 集についても簡単に紹介。私の好みではありますが、第 2 集よりこちらの方が充実、パスしている方は 2 集と一緒に買いましょう。録音年は 1964 年から 70 年代まで、まったくの未発表曲は 3 曲と少ないが、既発のものも加えると 10 曲、この未発表曲のレベルが高いのがこのコンピの最大のセールス・ポイントです。
③⑥⑪ がお初の曲、⑪ は未発表曲の別テイク、これについては楽本 338p 参照。③ Jeanette Jones は Loadstone の Jacqueline Jones (楽本144p、331p) と同じ人。しっとりしなやかに、そして堂々と頼もしい歌いっぷり、母性を感じさせる素晴しいシンガー、ジャネット名義の未発表曲は Golden State Soul (CDKEND 179) にも 3 曲、Golden State Funk (CDBGPD 186) にも 2 曲収録されています。⑥ The Paramount Four はテネシーのボーカル・グループで Southern City にシングルが 1 枚ある。ナッシュヴィルの Bob Holmes が製作、同時期に録音され KENT からシングル・カットされた Sorry Ain’t The World (Kent Select City 021) もお薦め。⑪ の他にも GWP プロダクションのものが 4 曲。The Hesitations の ④、このグループ、パイド・パイパー録音だけではないというところを見せつけてくれる。ちょっと Bell のオージェイズっぽいかも。⑦ The Shaladons は RCA で Kenny Carter が歌っている曲、ヘジテイションズと競作の We Can Do It と Without Your Love もよろしい感じ、是非、Kent の CD でチェックしてください (楽本338-339p)。⑫ The Modettes は女性リードでバック・コーラスが男性陣、これは Larry Banks ではなく George Kerr のプロデュース、噛めば噛むほどといった感じであります。㉓ Debbie Taylor (楽本155p) はアディさんの好みの選曲。Volt 関連が ② The Charmels と ⑧ L.V.Johnson、既に Let’s Crossover Again (Kent CDKEND 174) に収録済の未発表ナンバーだが、いずれもグレートと言うしかない。⑬ Ray Pollard は第 2 集に収録されていた The Wanderers のリード・シンガーだった人、収録曲の No More Like Me は Shrine 屈指のビート・バラードだ。⑭ The Quotations は NY のグループ、ドゥワップ・バラードの香りを残したナンバー、さらに素敵なフリップ・サイド I Don’t Have To Worry が CD 化されていないのが残念。⑩ は意外とディープ、⑮ Austin Taylor は NY、64 年と一番古い音、のどかですね、バックのガール・コーラスもグッド。デイヴ・ハミルトン・プロデュースの ⑯ The Ravinsはデトロイトのベリ・レア盤、グループ名になっているが、なぜか独唱です。Money の ⑰ Tommy & Eddie はもうちょっとピリっとしたところがあればという感想、このデュオ、楽本 325p も参照ください。⑲ Garland Green は 5 枚ある Spring のマイ・ベスト、ガーランド氏のいいこと取りをした The Very Best Of Garland Green (CDKEND 303) は必携必聴盤だ。⑳ Johnny Gilliam はアディ氏の趣味でしょう、私にはどうも。㉑ Jimmy Raye と ㉒ Bobby Burn はビート・バラードの佳曲。後者は Bill Haney プロデュースのアトランタ録音、この曲、本名の Bobby Wilburn 名義で Gamble からのリリースもあり。①⑤⑨⑱ は説明不要でしょう。そして「トリ」の曲、㉔ Little Ann の Deep Shadow が素晴しい。エレガントでシック、なのにとってもディープ、ハートブレイクなデトロイト・バラードの傑作。不遇の女性シンガー、世に出たシングルはGoing Down A One Way Street (Ric Tic 142) のみ、こんな曲が埋もれていたなんて、ソウル・ファンに届けてくれた KENT さんに感謝です。
07 ray polaard nomore like me
Ray Pollard / No More Like Me (Shrine 103) 1965

08 little ann lp 1
09 ittle ann lp 2
Little Ann / Deep Shadow (Timmion 004) 2009
楽本 309p 参照、なんとなんと日の目を見なかった幻のアルバムが 40 年後にリリースされた。インスト 1 曲を含む全 9 曲、これまで Kent の複数の CD コンピに収められていた全未発表曲を収録。けっしてディープな声ではないのだけれど、感情を隠さない歌いっぷりが胸に迫ってくる。それに、スリーブの写真見たらジャケットよりもっと美形で嬉しくなってしまった。
02:56:05 | もっと楽ソウル | コメント(0) | page top↑
アルツハイマ―のお知らせ
2015 / 12 / 02 ( Wed )
ソウル・イベント 「アルツハイマ―」 のご案内です。

日時 : 12 月 19 日 (土) 午後 5 時 ~ 11 時
場所 : 「カブキラウンジ」
新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC大滝ビル 5 F ☎ 03-6205-5125

おそらく、日本一ゆる~いソウル・イベント、気軽にお越しください。
チャージ 1,000円 (ワン・ドリンク)
偶数月の第 3 土曜日がアルツです。おぼえておいてね。


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03:19:34 | イベント | コメント(0) | page top↑
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