特集70’S SOUL @ BLUE HEAT
2017 / 02 / 10 ( Fri )
特集70’S SOUL @ BLUE HEAT

シングル盤で知る70年代ソウルの素晴しき世界
3 月 4 日(土)open 17:30 start 18:00
場所 : BLUE HEAT 新宿区舟町 7 番地 舟町ビル B1F
PHONE : 03-3355-7799
DJ : 佐野勝明、森島繁美、マスクマン、佐々木正三
NO COVER CHARGE (minimum drink charge \1100) 

今年のレココンの日程、11 月 11 日 (土) が 11 月 4 日(土) に変更です。


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17:26:29 | イベント | コメント(0) | page top↑
SOUL 45、7 の日やめました。
2017 / 02 / 01 ( Wed )
27 の日にシングル・レビューできず。7 にこだわるのやめました。少なくとも月 1 回はシングル盤を紹介しますので、よろしくお付き合いください。

01 barbara howard man above 1
03 barbara howard man above 2
02 barbara howard i need you
Barbara Howard / The Man Above (S.Reece 25067/8) 1969
Barbara Howard / I Need You (SR 700317)
このオブスキュアな女性シンガーを知ったのは Sisters Funk 2 (Jazzman 016、楽 SOUL 361p 参照)、リズミックで軽快な傑作ファンク I Don’t Want Your Love には心ときめいた。高額盤だし、ファンクにそんなに金は出せないとしばらくは指をくわえたまま、ウラのこのバラードを聴いてしまって、財布のひもがぐっとゆるんでしまいました。一途にストレートなスロー・バラード、美しくしっとりとしたメロディー・ラインを丁寧になぞる憂いを含んだ歌声、もう泣くしかないでしょ。彼女が残したもう 1 枚も入手、同じシンシナチのレーベルで同じく Steven Reece という方のプロデュース、どちらが先のイシューか不明なれど、こちらにも驚き。前曲よりちょっとクラシックな曲調かな、ドラマティックな展開もあって、よりディープな歌いっぷり、この女性、なんだか父性本能がくすぐられますね。そして、さらにびっくり、レーベルを見てください、in album とあるではないですか。Sisters Funk のライナーを確認すると、バーバラ嬢には ” The Man Above ” というタイトルの LP が存在するとある。興味深々、Jazzman さん、ダメなら Numero さん、なんとか幻のアルバムを発掘してもらいたいなぁ。
04 ernie johnson rowan disco
Ernie Johnson / Disco Music Keep On Going On (Rowan 45876) 1976
Ronn の LP が懐かしい、その後もアルバム出しているけど、あまり聴いていません。シンガーとして円熟したのは Ronn 以降ですが、私が好きなのは、70 年代にリリースしたあらびきなシングル盤。ダンサブルなものが多くて、マイ・ベストはこれ、イケイケのディスコじゃなくて甘辛なアップテンポのモダン・ダンサーであります。武骨なボーカルで精いっぱいムーディーに迫ってくれて、なんだか憎めません。他の気になる盤についてもコメント。You Got To Be Faithful And True (Duplex 1203) はボーカルが調子っぱずれに聴こえてしまう少し複雑な曲調のダンサー、私は嫌いじゃないが、万人受けではないかもしれない。Big Man Cry (Steph and Lee 8667) は分かりやすいストレート・モダン、ちょっとタイロン調のフレーズが入ります。Bump It Down (Aries 100) は疑似ライブ、ブラスがかっこいいんですけど、Duplex 盤に同じくなんだかもたもたした感じ。
05 blossoms reprise tears
The Blossoms / That’s When The Tears Start (Represe 0436) 1966
バックアップ・コーラス・グループとして活躍、ソウル・ファンには関心が薄いグループかもしれないが、この Represe 盤はお薦め。フィル・スペクターのもとを離れてリリースされたもの。リードはもちろんダ―レン・ラブ、ライターはヴァン・マッコイ。マーチのリズムのポップなアッパー・ノーザン、胸がワクワク、身体がウズウズ。これをかければ、誰でもいっとき幸せになれますよ。続けてBarry Mann & Cynthia Weil 作のフリップ・サイドGood, Good Lovin’ を聴くと、なんだかとても優しい気持になっちゃいました。
06 hollywood flames symbol senorita
Hollywood Flames / Dance Senorita (Symbol 211) 1965
LA の名門 R&B グループ、ソウル・ファンには Donald Height がリードをとった Goldie 盤と Chess 盤 (楽 SOUL 59p 参照) が有名。ここでドナルド・ハイトじゃないのも紹介しておきたい。Symbol からは 2 枚のシングルがリリースされており、後発の I’m Gonna Stand By You (Symbol 215) はインプレッションズ・スタイルのいなたいミディアム。私押しはこちら先発、サウンドは一昔前のダンス・ナンバー、癖のあるリードも突っ込み気味のコーラスもメンバー全員元気いっぱい、楽しく踊りながら歌っている様が目に浮かんでくるようで、まことにあっぱれな歌いっぷりであります。
07 ruth brown at anyone
Ruth Brown / Anyone But You (Atlantic 2104) 1961
楽本では Barbra West (Ronn 27、楽SOUL 157p参照) のところでコメントしたバラード。数年前に北海道在住の友人に教えてもらうまでルース・ブラウンがオリジナルとは知りませんでした。彼女が最後にアトランティックに残したシングル、やはりオリジナルの貫録、バーバラさんを上回る出来と言ったら、長年 Ronn のシングルに涙していたディープ・ファンに怒られそうだけど、仕方ありません。フィル・スペクターのプロデュースで男女混声のコーラス付き、このシングルが入っていた白いスリーブには with Dells と書いてあり、調べてみましたが真偽のほどははっきりしません。
08 colette kelly volt
Colette Kelly / City Of Fools (Volt 4018) 1969
これって白人女性? ダジャレですいません。レーベルに思い当たるネームも無く、新生 Volt の買い取り曲かな。それにしても、なんで B 面なんでしょう、プラグ・サイドのバラードのつまらなさが嘘のよう、スマートでおしゃれでシックなダンス・ナンバー。好ましき清楚さ、加えて適度にポップなクロスオーヴァー、ソウルっぽくないって言われそうだけど、私的にこれは有り、中盤あたりから、ボーカルもつやつやしてきて、何故か青春時代を思い出してしまい胸キュンです。
09 ron van horn
Ron Van Horn / We’ve Just Got To Get Together Again (Rav 7872)
Willie Darrington (RAV 8198) でも知られるメンフィスのレーベルから、とっておきのローカル・モダンを 1 枚、プロデュースは同じく Larry Robinson というお方。こういうのをニヤけた顔でかけていると、「らしくもない」 と言われてしまうんだけど、聴きどころはサウンドだけじゃないんですよと声を大にしたい。チャームな女性コーラスが先導する甘いメロのフローター、登場するのは年輪を感じさせる激渋ボーカル、こんなお方が気持ちよさそうにステップを踏んでくれちゃっちゃ、嬉しさを通り越して感謝感激感動雨あられってことでしょう。
10 lenny vestel sanla 1
Lenny Vestel / Its’ Paradise (Sanla 105)
昔はさっぱり良く聴こえなかったのに近頃やけに沁みる曲ってあって、これはそんな 1 枚。イギリスではレア・ノーザンとして人気が高く、どうしてなのか首をひねった思い出が。随分前から私のコレクションの中で居心地悪そうにしていたのに、最近は、なんだか堂々とレコード函に収まっています。シカゴ産、全く無名のシンガー、アレンジに名前がある B. Gardner はバージェス・ガードナーのことでしょう。美メロの 60’s ビート・バラード、ソフトで気品のある歌いっぷり、どこといって特徴もないのだけれど、不思議な魅力に思わず引き込まれ、毎度溜息が出てしまいます。
11 hank johnson spear 1
12 hank johnson ten high
Hank Johnson / You Lost Your Thing (Spear 1972) 1972
Hank Johnson / Lost Love (Ten High 102)
デトロイトのシンガーというぐらいで、この人も全く情報がない。Spear 盤の方がディープ・ファンク・クラシックで有名かも。ゴリゴリのブルース・ファンク、自前のバンドでしょうか、ボーカルに張り合ってギターもドラムスも強烈に自己主張してますね。フリップ・サイドの I Believe はうって変わってサム・クック・マナーのアップ・ナンバーでソウル・ファン向け。私は Spear より前のリリースと思われる Ten High 盤の方が好き、ファンキッシュなダンスナンバーでメロディック、バックの音もばっちり決まってます。
13 night dreamers
14 night dreamers frogdeath
The Night-Dreamers / Mr. Pitiful (Frogdeath 66)
おまけ、これまでいろいろなレーベルを見てきたが、これほど分かりやすく悪趣味なものは他にない。この浮かない顔をした蛙さんとの出会いは 20 年以上も前、思わず笑ってしまい、こういうの嫌いじゃないので即購入、中身はいたって普通というのがご愛敬か。A 面は Big O、裏の I Can’t Help It は JB のカバー、Sunny Powell というお方がボーカルのローカル・バンド、素人くさいが無難な出来。

なんだか周りの世界が不穏ですね、昔のヤクザのやり口、ゆすり、恫喝、嫌がらせが外交でまかり通るなんて。これでは人間の獣性丸出しです。でもとびっきりの GOOD NEWS もあります。
Spencer Wiggins & Percy Wiggins の来日公演決定。それもバックがイーライ・ペーパーボーイさんとホッジス・ブラザーズって、まさに夢のよう。時と所は 4 月 17 と 18 日、「ビルボードライブ東京」です。

19:46:00 | SOUL 45 | コメント(0) | page top↑
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