楽CD  THE 100 CLUB ANNIVERSARY SINGLES 6T’S 1979-2009 (UK KENT)
2009 / 10 / 04 ( Sun )
THE 100 CLUB ANNIVERSARY SINGLES 6T’S 1979-2009 (UK KENT CDKEND 323)
2009 Compilation & Notes : Ady Croasdell

100 Club の 30 周年記念で、6T’s のレア音源がまとめて 1 枚の CD にコンパイルされた。Kent の 6T’s シリーズは、1984 年、ロンドンの 100 Club をプロモートしていた Ady Croasdell 氏がノーザン・ソウル・イベント The 6Ts 100 Club All-Nighters でオリジナルのシングル盤を配布したことにはじまる。その後、86 年から毎年 1 枚、ほとんどが両面未発表ナンバーのカップリングで、今年まで計 25 枚のリリース。プレスも少なく (ライナーでは最初のシングルは 400 から 500 枚とある) 非売品ということもあり、入手の難しさから、UK のリストでは 100 ポンドを超えるものもある。DJ や熱狂的ノーザン・ソウル・コレクターを対象に選曲されており、あえて内容についてコメントするのは野暮というもの、簡単に各曲のデータについて記して紹介とさせていただきます。
1. Hey Stoney Face / Mary Love (6T 1)
Now & Then (CDKEND 109、楽本 p.324) 収録。シングルは Modern 1010。
2. The Magic Touch / Melba Moore (6T 2)
Kent’s Magic Touch (CDKEMD 146) 収録。66年の Musicor 音源、この時、Melba Moore は弱冠 21 歳。サウンドもボーカルもクールで歯切れが良い、タイトルそのままのマジカルなダンサー。
3. Not My Girl / The Platters (6T 3)
The Platters / Musicor Years (CDKEMD 116) 収録。Johnny Hampton (Dottys 345) で知られる曲。Musicor のプラターズはノーザン・ファン必聴、CD は簡単に買えるはず。
4. Love Is Gonna Get You / Peggy Woods (6T 4)
For Dancers Forever (CDKEMD 100、楽本 p.321) 収録。Modern 音源。
5. This Man Wants You / Wally Cox (6T 5)
For Dancers Forever (CDKEMD 100、楽本 p.321) 収録。本ブログで紹介済み、 リリース・ヴァージョン Wand 11233 はシカゴ録音、こちらはウエスト・コーストでの再録だ。
6. I'll Never Stop Loving You / Carla Thomas (6T 7)
Hidden Gems (CDSXD 039、楽本 p.324) 収録。Stax 音源、Kent Town 117 としてもプレスあり。楽 SOUL でもシングル・レビューさせていただいた曲。
7. What's With This Loneliness / Chuck Jackson (6T 8)
Chuck Jackson / Good Things (KENT CDKEND 935) 収録。Wand 音源、65 年頃の作だろうか。
8. Here Comes Loneliness / The Teardrops (6T 9)
シンシナチの白人女性グループ、Saxony、Musicor に何枚かシングルがある。
9. Love Has Passed Me By / Phil Terrell (6T 10)
A Carnival Of Soul : Wishes (KENT CDKEND 108) 収録。シングルは Carnival 523。
10. Ain't That Good Enough / John Edwards (6T 11)
Careful Man (KENT CDKEND 127、楽本 p.252) 収録。GRC 音源、Garland Green (Revue 1130) のカヴァー。
11. [Putting My Heart Under] Lock And Key / Sharon Scott (6T 12)
Rare Collectable And Soulful (CDKEND 141、楽本 p.353) 収録。RCA 音源、デトロイトの Pied Piper プロダクション制作。シングルが 1 枚しかないのが不思議なシャロン嬢、なんとも晴れやかで優美なダンス・ナンバーである。
12. You Only Live Twice / Lorraine Chandler (6T 13)
Rare Collectable And Soulful Vol 2 (CDKEND 156、楽本 p.353) 収録。RCA 音源、これもPied Piper プロダクション制作。才媛 Lorraine Chandler の未発表 007 もの。
13. Make Up Your Mind / San Franciscan T.K.O.S (6T 14)
Golden State Soul (CDKEND 179、楽本 p.331) 収録。楽本で Spyders (Golden State 106、MTA 128) の曲と書いたが間違い、同名異曲です。
14. Please Let Me In / Johnnie Taylor (6T 15)
Let’s Crossover Again (CDKEND 174、楽本 p.237) 収録。Stax 音源、本ブログでも取り上げたシングル。J.J.Barnes (Ric Tic 106) のノーザン・クラシック、今さらながら Johnnie Taylor というシンガーの凄さに圧倒される。
15. Come Through Me / Garland Green (6T 16)
Masterpieces Of Modern Soul (CDKEND 222) 収録。Spring 音源、Kent Town 124 としてもプレスあり。渋いソウル・シンガーを 3 人挙げろと言われれば、まず最初に名前が浮かぶのがこの南部生まれのシカゴ・マン、昨年リリースされたベスト盤 The Very Best Of Garland Green (CD KEND303) も強くお薦め。
16. Ain't You Glad / Mill Evans (6T 17)
King Northern Soul Vol 2 (CDKEND 201、楽本 p.346) 収録。またの名 Mill Edwards、この人もシカゴ、制作は Bill “Bunky” Sheppard。
17. Can't Say No / M&M's & The Peanuts (6T 18)
The Soul Of Money Records Vol 2 (CDKEND 267、楽本 p.324) 収録。
18. To Get Love You've Got To Give Love / Debra Johnson (6T 19)
Masterpieces Of Modern Soul Vol 1 (CDKEND 222) 収録。Gator 音源、Miles Graysonプロデュース。この女性シンガー、これ 1 曲しか作品が無いのが惜しまれる。
19. [Just A Little] Faith & Understanding / The Magicians (6T 20)
Hitsville West (CDKEND 271、楽本 p.329) 収録。The Checkerboard Squares の傑作ノーザン・インスト Double Cookin’ [Strings A Go Go] (Villa 705) をバックに歌われたもの。私、この曲大好きでインストのシングルも無理をして購入、それにソウルフルなボーカルがのっかるのだから、タマリません。
20. Doin' The Gittin' Up / The Devonnes (6T 21)
Larry Banks' Soul Family Album (CDKEND 284、楽本 p.338) 収録。Larry Banks & Joan Bates (Jaibi) 作、GWP 音源。こんなのが未発表で埋もれていたとはね。
21. I Don't Wanna Lose Him / The Charmaines (6T 22)
Gigi & The Charmaines (CDCHD 1135) 収録。シンシナチの女性グループ、Fraternity、Dot、Date、Columbia にシングルがあり、これは Date 音源。リードの Gigi Jackson の歌いっぷりに痺れっぱなし、Poor Unfortunate Me (Columbia 44246、J.J.Barnesの曲) やEternally (Date 1518) といった傑作に引けを取らないノーザン・ダンサー。ライターは Dale Warren & Herman Griffin で Herman GriffinはGigi の旦那様。
22. What's One More Lie / Milton Bennett (6T 23)
Larry Banks' Soul Family Album (CDKEND 284、楽本 p.338) 収録。GWP 音源、Larry Banks と Go Now を共作している人で本職はシンガーではないが、GWP NYC・TCB (CDKEND 249) で聴ける I’m Ready もグレート。
23. Good News / The Hytones (6T 24)
初 CD 化、Northern Soul's Classiest Rarities 4 収録予定。Freddie Waters & Eddie Frierson がメンバーであったナッシュヴィルのグループ。制作は Bob Holmes、デュオ・スタイルで過激にスウィングしてくれる。
24. Get To Steppin’ / Jackie Day (6T 25)
初 CD 化、Modern 音源。I Dig It The Most (For Connoisseus Only / CDKEND 196) とのカップリングでシングルが予定されていたもの。
UK のノーザン・シーンでは、DJ がレア・シングルやアセテート盤をカヴァー・アップしてスピンするという伝統があったと聞くが、そういった曲が自分のオーディオでちゃんと聴けるというのはなんともありがたい、ACE / KENT そして Ady Croasdell 氏に感謝。ノーザン・ファンならば、神棚にあげて拝んでから聴いてもらいたいコレクションだ。
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