楽CD  MALACO SOUL BROTHERS VOL.2 (SOULSCAPE)
2010 / 05 / 24 ( Mon )
MALACO SOUL BROTHERS VOL.2 featuring C.P.LOVE & JIMMY DOBBINS
(UK SOULSCAPE SSCD 7023)
1~9 C.P. Love
1. I Found All These Things (Chimneyville 438) 2. Never Been In Love Before (Chimneyville 438) 3. So Glad You're Gone # 4. Your Life Without Her # 5. Coming Down With Another Heatache # 6. If The Lord Made Anything Better Than Love # 7. Every Man's Dream # 8. You Make Me Feel Like A Man In Love # 9. These Uncertain Years #
10~17 Jimmy Dobbins
10. Sweet Love (Chimneyville 1776) 11. Try It Again (Chimneyville 1776) 12. A Quitter Never Wins (Chimneyville 1781) 13. Understanding (Chimneyville 1781) 14. Wrong Road (Chimneyville 10203) 15. Sugar Bear (Chimneyville 10203) 16. Finally # 17. Teasin' You #
2010 # unissued Notes : John Ridley

待ってましたよ、マラコの C.P.ラブ。シングル盤も素晴しいが、それに匹敵するのが、ここに収められた未発表ナンバー。特にミディアム・アップの ⑤ Coming Down With Another Heatache とバラードの ③ So Glad You're Gone、この 2 曲を聴かずして、このシンガーの魅力を語ることはできない。Vivid の邦盤コンピ “ Malaco Best Collection “ (Vivid LP VD 2-1018) に既に収録されていたが、それも 30 年も前のお話。これで、改めて多くのソウル・ファンに彼の名前を知ってもらえたらと、感慨もひとしおだ。さらに、このコレクション、Vivid の 5 曲に加え、新たに 2 曲の未発表ナンバーを聴くことができる。C.P.ラブのファースト・シングル You Call The Shots / Plenty Of Room For More (King Walk 569) は Earl King のプロデュースで 69 年にラブの地元ニューオリンズでリリースされ、2 枚目のシングルが 71 年にマラコ・スタジオで制作された Chimneyville盤。Elijah Walker のプロデュース、アレンジャーには Wardell Quezergue の名前があり、ともにニューオリンズのミュージシャン、両面ともに彼の個性にマッチした好曲だ。① I Found All These Things はこの上なく一途なバラード、ピュアなヴォーカル涙するしかない。方や、② Never Been In Love Before は King Floyd 作のモダンなアップ・テンポ、こういった曲をさらりとディープに歌ってくれるところが嬉しいではありませんか。でも、このシングルは結局不発に終わり、お蔵入りとなってしまったのが同時期に録音されたと思われる ③ から ⑨ の 7 曲。先に挙げた 2 曲がとにかく圧巻なのだが、残念ながら Vivid 盤とテイクが違う。聴き慣れているということもあるのかもしれないが、Vivid のテイクの方がサウンドもヴォーカルも奥行きがあって出来ばえが良いと感じる。ケチをつけてしまったが、これは私の好みによるものかもしれない。そして、④ Your Life Without Her と ⑨ These Uncertain Years がお初の曲、前者のカントリー調のサザン・バラードが気に入っている、後半の熱のこもった歌いっぷりが素晴しい。なお、King Walkのシングルは Confessing / Deep Soul From New Orleans (Grapevine GVCD 3028) と Crescent City Soul Patrol (Grapevine GVCD 3032) で聴くことができる。
後半の 8 曲は Jimmy Dobbins のマラコ音源。60 年代にシカゴの Crash からシングル盤を発表しているシンガーで、Chimneyville には 3 枚のシングルがある。シングル曲 6 曲に Vivid 盤に収録されていた 2 曲の未発表ナンバーを収録、8 曲とも 73 年頃に録音されたもののようだ。ハイ・トーン・ヴォイスでしみじみと歌われた ⑫ A Quitter Never Wins、晴れやかなダンサー ⑯ Finally が好き。⑰ の Willie Tee のカヴァーとなる Teasin' You 以外は自作曲でライターにある Jim Brown とは彼のこと、なんでも本名が James Brown というらしい。
やはり 60 年代ディープ・ソウルとは違った味わい、70 年代ならではの爽やかなサザン・ソウルの風を感じていただきたい CD アルバムだ。
malaco soul brothers 2
01:37:08 | もっと楽ソウル | コメント(1) | page top↑
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コメント
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その昔、「ソウル・ディープ」というコンピレーションで耳にしたのが最初かと思いますが、C.P.Loveの「I Found All These Things」いいですね。何の衒いもなくストレートに歌い上げるこの透き通った声、たまりません。Jhonnie Taylorが最後にMALACOから出したCDでもやってましたね。余裕しゃくしゃくでさすがという感じでしたが、あちらも結構気に入ってます。
by: m.k. * 2010/06/09 23:50 * URL [ 編集] | page top↑
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