SOUL 45  LADA EDMUND JR, THE TEMPTONES & HERB WARD
2008 / 06 / 28 ( Sat )
サザン・ソウルやディープ・ソウルと同様にノーザン・ソウルにおいても素晴しい白人シンガーがいる。有名なところでは、Billy Harner や Bob Brady & The Conchords とか。ということで、何人かここで紹介しておこう。

Lada Edmund,Jr. / The Larue (Decca 32007) - 1966
ちょっと名前が変だが、60年代中頃 「ゴーゴー・フラバルー」 (Go Go Hullabaloo) という人気TV音楽番組でダンサーとしても活躍していた人。金髪 (多分、カラー写真を見たことないので定かでないが) のほっそりとした白人女性。シングルは、Roulette、Coral に各1枚、Decca に2枚あり、この Decca 盤はガールズ・ノーザンの大傑作といっても過言ではないだろう。制作に関っているのが後に Shrine レーベルを立ち上げる Eddie Singleton。一世を風靡していたモータウン・サウンドと張り合うような怒涛のダンス・サウンドだ。ボーカルは非力ながらけっこうしつこい、リズム感は抜群、ここぞというときにコブシも回してくれるのでまことに快調で塩梅が良い。バッキングも最高で、ドラム・ブレイクも入って盛り上がってくれる。さらに、フリップの Soul Au Go Go も見逃せない、こちらはミディアムのダンサー。こんなにかっこいいゴー・ゴー・サウンドにはちょっとお目にかかれない。裏も表も極上でマニアックなノーザン・ナンバーだ。なお、このシングルは UK MCA からも再発されている。
The Larue # Wigan Casino Monsters (Goldmine 165)
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The Temptones / Girl I Love You (Arctic 130) - 1966
The Temptones / Say These Words Of Love (Arctic 136) - 1967
あの Hall & Oates の Daryl Hohl (Daryl Hall) が在籍していたグループ。1965年にフィラデルフィアのテンプル大学の学生5人(のちに4人)で結成された。残したシングルは2枚のみ。エディ・ケンドリックスをさらに柔らかにクールにしたダリル・ホールのリードとビートの絡みっぷりが絶妙でノーザン・フリークも完全 KO の前者、憧れのテンプスへのオマージュといったかんじで正統派グループ・ファンもうなづきの後者。ウラ・サイドの Good-Bye と Something Good も並ではない出来で、Arctic に残した4曲はどれをとってもレベルの高い作品だ。いずれも Jimmy Bishop のプロデュースで、1枚目は Virtue スタジオ録音。なお、ドイツの Bear Familyか ら21曲入りのCD “ The Temptones “ (BCD 15917 AH) が96年にリリースされていて4曲全て収録。残りの17曲はシングル曲のデモ録音、デモ録音の未発表曲、アカペラで歌われたソウルの有名曲(テンプス、レイディアンツ、インプレッションズ等)といった内容となっている。ライナー・ノーツにはテンプスのメンバーに囲まれている写真なんかも掲載されている。また、John Oates が在籍していたグループが The Masters で I Need Your Love / Not My Baby (Crimson 1008) というシングルがある。両面出来の良いミディアムのダンサーだが、CD 化はされていない模様。有名な話なので蛇足になってしまうが、Executive Suite が70年にリリースしたファースト・シングル Christine (Jubilee 5705) で歌っているのも Darly Hall (ライターにも名前あり) だ。
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Herb Ward / Strange Change (Argo 5510) - 1965
Herb Ward / Honest To Goodness (RCA 9688) - 1969
このシンガーもフィラデルフィア、DJ の Sonny Hopson のお友達。RCA 盤はデビューの Buddy 盤とともにミニコミで15年前に取りあげているのだが、Goldmine の CD “The Northern Soul Of Philadelphia Vol.2 "(Goldmine 142) でお顔を拝見するまでは白人とは知らなかった。Argo は2枚目のシングル、玄人受けする行きそで行かないタイプのミディアム。男前で伊達な歌いっぷりが素晴しい。RCA盤はスイスイとモダンなノーザン・ダンサー。一糸乱れぬバック・サウンドが醸し出す緊張感を湛えながらも軽快なビートに感情豊かなヴォーカルが縦横に跳ね回り、もう胸も高鳴りっぱなし。フリップの If You Got To Leave Me も張り切って歌っていて、文句無しの出来だ。64年作の Hand Off Off She’s Mine (Buddy 244) は素朴なダンス・ナンバー。ガール・グループのコーラスと頑固なヴォーカルとの絡みっぷりが楽しいじゃないか。ディープ・ファンにはコクのあるバラード Wrong Place At The Wrong Time (Phil La Of Soul 312) も絶対の1枚。72年に Sunshine 名義で Goin’ Home To An Empty House/ Leave Me (Phil La Of Soul 312) というシングルもあるが、先の Phil La Of Soul 盤と同時期の未発表録音と RCA 盤のフリップを友達甲斐の無い Sonny Hopson がグループ名を付けて本人に無断でリリースしたもののようだ。
Strange Change # Just Keep On Dancing - Chess Northern Soul (Kent CDKEND 138)
Honest To Goodness # The Northern Soul Of Philadelphia Vol.2 (Goldmine)
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訂正 (2008. 9. 2) 
Herb Ward を白人シンガーだとしましたが、写真を見ても白人には見えないとのご意見があり、もう一度確認いたしました。白人とも黒人ともはっきりしませんね。メキシカン、インディアンかも、いずれにしても白人と断定したのは私の早とちりでした。また Kev Roberts 氏の Northern Soul Top 500 (p.310) では Herb Johnson と同一人物としていますが、これには同意しにくい気がします。
08:10:40 | SOUL 45 | コメント(1) | page top↑
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コメント
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おはようございます、楽二郎です。
「楽ソウル」、聖書の如く毎日音読してます。

で、そのぉ白人、いいですよねぇ。
楽二郎も白人、大好きです!
もう金髪には目がないくらいっす!
自分で金髪ヅラかぶったこともあるくらいです!
あ、いやすみません、脱線してしまいました、楽二郎、反省っす。

そうそう、白人といえば、
楽二郎てきにはJジョッコなんても大好きです。
by: 楽二郎 * 2008/06/28 09:59 * URL [ 編集] | page top↑
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