SOUL 45  THE CREATIONS & EMANON’S
2008 / 08 / 19 ( Tue )
The Creations / Take These Memories (Virtue 101470) – 1970
The Emanon’s / Look In The Wants Ads (All Brothers 72869) – 1969
70 ~ 73 年、Virtue から 6 枚、Liberty Bell USA から 1 枚のシングルをリリースしているフィラデルフィアの超甘々グループ。この Take These Memories を最初に聴いたのは 20 年近く前になるかな、場所はボストンのグループ・ソウル・コレクターのお宅であった。あの赤いレーベルとは違った Virtue のデザインに目を奪われ、そして出てくる音にも驚いた。待ってましたとばかりの印象的なイントロダクション、トランペットとドラムスに続く軽やかなファルセット。粘りのあるリズムにタメのあるテンポ、コーラスもばっちり決まって軽やかにステップを踏むダンス・ナンバー。ノーザン・ファンなら絶対の 1 枚だが、このグループとしてはちょっと別ものといった感じのシングル。彼ら本来のスウィート・ナンバーとなると、どれも差が無く高得点を挙げられる。マイ・ベストは You Make Me Feel So Good (Virtue 2521) かな、夢み心地に泣けるバラード。The Price I Have To Pay (Virtue 2518) も気分ののったこみあげ系スウィート、Peek-A-Boo (Liberty Bell USA 82073) は Desciples Of Soul (G.V. 01) のヴァージョンよりも好き。このグループのメンバーで分かっているのは、後に Teddy Pendergrass に代わり Blue Notes のリード・シンガーとなっている David Ebo と The Epsilons のメンバーであった Lloyd Parks の 2 人。次の The Emanon’s は The Creations 加入前に Lloyd Parks が在籍していたグループだ。シングルは 68 年の Phil La Of Soul 盤とこの All Brothers 盤の 2 枚のみ。All Brothers はフィラデルフィアの DJ で彼らのマネジメントをしていた Sonny Hopson のレーベル。Phil Gaber & Bobby Martin がプロデュースした One Heart (Phil La Of Soul 311) は甘くセンチメンタルなバラード。一転、こちらはドラムスが暴れまくるアップ・テンポ・ノーザン。行きっぱなしといったヴォーカルもかなりテンションが高い、決定力抜群のダンス・サウンドだ。さらに、フリップのインスト・ナンバー Bird Walkin’ も UK のノーザン・シーンでは人気が高い。このシングル、セカンド・プレスもあるがオリジナルはベリ・レア。ピクチャー・カヴァー付で Look In The Wants Ads / One Heart で再発盤が出ている。
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The Ceations / Just Remember Me (Globe 102) – 1967
Creations / A Dream (Zodiac 1005) – 1967
Globe の Creations はシカゴ、Gerald Dickerson と Charles Boyd をメンバーとする Contributors Of Soul (楽p.172) の前身グループとなる。Globeでは 3 枚のシングルがあり、シカゴ・ノーザンが好きな方なら、全て聴き逃せない。Just Remember Me は都会のストリートを闊歩するようなしゃれたダンス・ナンバー、しゃがれたテナー・ヴォイスが心地好く弾んでくれる。情緒のあるダンス・ナンバー Oh Baby ! (Globe 100) も甲乙付けがたく好きな曲、こちらも胸がときめいてしょうがない。フリップの Plenty Of Love もご機嫌なダンサーだ。I’ve Got To Find Her (Globe 103) はファルセット・シンガーが中心に曲をひっぱり、インプレッションズっぽいかな。ウラは Globe 102 のフリップと同じく Times Are Changing というバラード・、メロディーはテンダーで穏当だが、リード・シンガーの歌いっぷりがディープで気分を盛り上げてくれる。続く Zodiac の Creations は楽ソウルでもちょっとふれたもの。デトロイトからシカゴを股にかけて活動したグループ Brothers Of Soul (楽p.171) のファースト・シングル。Gerald Dickerson のグループがあったためか定かでないが、Creations 名義はこれ1枚。A Dream については Roy "Cortez" Butler (楽p.24) のヴァージョンを楽本で紹介したが、こちらも素晴しい。文字どおりドリーミーに仕上がったノーブルでモダンなダンサー。リードは Richard Knight であろう。翌年、Brothers Of Soul (Shock 1313) でもリリースしているが、そちらでは Fred Bridges がメインで歌っているようだ。
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02:28:50 | SOUL 45 | コメント(0) | page top↑
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