楽CD  THE TRUTH / THE REAL TRUTH (MAGNUM CAT)
2008 / 10 / 16 ( Thu )
THE TRUTH / AL BOYD PRESENTS THE REAL TRUTH (MAGNUM CAT 0005)
1. Don't Fight The Feeling 2. The Price Is Right 3. Come Back Home (Sounds Of Cleveland M 11711) 4. The Flesh Trap 5. Excedrin Headache # 24 (Sounds Of Cleveland M 11711) 6. All The Signs 7. The Moment Of Truth 8. Break Bread Together 9. The Mystic Mountain 10. Don't Fight The Feeling [extended version] 11. The Price Is Right [extended version] 12. The Flesh Trap [extended version] 13. Play The Lottery [bonus track from the commercial]
2008  Unissued except 3 & 5  Notes : Al Boyd, Larry Hancock & Maskman

Truth の Come Back Home (Sounds Of Cleveland) に出会ったのはもう 25 年以上も前、80 年の Devaki の LP もよく聴いたが、Truth そして Larry Hancock と言えば、やはりこの曲、まさにグループ・ソウル泣きのバラードの最高峰。76 年、クリーブランドの Eddie Levert のレーベルからリリースされたもの。なんとその頃の埋もれていた音源がまとまって発見された。これはちょっとした事件です。最近、世の中暗くてつまらないことばかりだが、まことに喜ばしいお知らせ。全 13 曲、シングルの両面プラス未発表曲 8 曲、さらにロング・ヴァージョンが 3 曲。13 曲目を除き、Come Back Home と同じセッション時の録音となる。シングル・カットされた 2 曲を含め、もともと Bobby Massey と The Imperial Wonders の Al Boyd が David Peoples というシンガーのために書き下ろした曲。Bobby Massey は The O’Jays のメンバーでその後プロデューサーに転身した人物だ。結局、David Peoples のアルバム企画は頓挫、代わって、76 年の春から夏にかけ Imperial Wonders (Al Boyd、Russell Watts、Leo Green) に Larry Hancock が加わり制作。ここに、新グループ Truth の誕生となる。当時 The O’Jays をサポートしていたミュージシャンたちをバックに配し、Larry と Leo Green のツイン・リードが爆裂、まことに濃厚なソウル・ワールドが展開される。力づくのサウンドは The O’Jays の弟分といったかんじ、甘くムーディーなスウィート・ソウルや華麗なダンス・サウンドを求める向きには少々硬派でその迫力に圧倒されてしまうかもしれない。洗練された音で気持ち良くまとめられている Devaki の LP も好きだけど、こちらの方が私のテイストには合っている。荒々しく男臭さ満点の傑作アルバム。王道グループ・ソウル・ファンならずとも熱いソウルに飢えている方なら買うしかない、私が返金保証しても良いぐらいの素晴しい内容だ。Come Back Home 以上のものがあるのかと半信半疑のシングル・コレクターもいらっしゃるかもしれないが、ご安心あれ。6 曲目の All The Signs は Larry Hancock が優しくテンダーに歌いあげる情感豊かなバラード、ディープなヴォーカルに心ゆくまで酔っていただきたい。さらに、8 曲目のダンサー Break Bread Together では胸の鼓動が高鳴りっぱなし。ミディアムの The Flesh Trap もパワフルこの上ない。フィリー・ダンサー好きなら The Moment Of Truth にも狂喜乱舞してしまうこと間違いなし、これは Philly Groove 盤に拮抗する出来ばえだ。妖しい雰囲気のミディアム・バラード The Mystic Mountain も O’Jays 顔負けのパフォーマンス。これほどのものがお蔵入りとなっていたことに驚いてしまう。UK もここら辺はあまり手を出さないところ、CD 化を実現させた皆々様にはいくら感謝しても感謝し足りない。なお、Magnum Cat の国内配給盤ライナーには Maskman を座長に本企画の中心人物 Al Boyd と Larry Hancock のインタビューが掲載、ヴェールに包まれていた Truth の真実を明らかにしてくれている。Al Boyd の話では、Stan Watson のもとで制作された Philly Groove の未発表音源も数曲あり、Thank You Girl For Hanging On も含めリリースの可能性があるようだ。ということで、私の Truth 熱はまだまだおさまりそうもない。
truth cd
David Peoples / Got To Get My Broom Out (Saru 1221) – 1971 ?
この人がやる気満々だったら、Truth のアルバムも幻になっていた。Saru と Musicor にシングルがある。これは The O’Jays の 4 人のメンバーが書いた曲。プロデュースも Bobby Massey & Walter Williams で The O’Jays 自身も Super Bad の LP で歌っていますね。ちょっとファンキーなリズムのミッド・アップ。情緒に欠けるダミ声で吐き捨てるような歌いっぷり、オリジナルよりかなりゴツゴツしていて暑苦しい。Saru は Truth のライナーでも触れられているクリーブランドのレーベル、Lou Ragland がからんでいる Way Out の音源ともども CD 化が望まれるところだ。
The Intertains / Need Your Love [Right Now] (Uptown 729) – 1966
Larry Hancock が 62 年、15 歳のときに加入した地元クリーブランドのグループ。65 から 66 年にかけてフィラデルフィアの Uptown レーベルに 4 枚のシングルを残している。私の持っているのは 2 枚。Need Your Love はビートのきいたパーカッシブなダンス・ナンバー、この頃の Larry Hancock の声はハイ・テナーでファルセットでも歌ったりする。エモーショナルな歌いっぷりに片鱗はうかがえるものの、これはちょっと意外。I See The Light (Uptown 717) はモータウンを意識したようなサウンドで、こちらも素晴しい。なお、Soul Sounds に収録されている O'Jays の傑作ノーザン Working On Your Case (Minit 32015) は Bobby Massey と Larry Hancock が書いた曲だ。
david peoples
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