SOUL 45  UK Kent 6T & Others
2009 / 02 / 28 ( Sat )
Johnnie Taylor / Please Let Me In (UK Kent 6T 15)
Judy Clay / Since You Came Along (UK Kent 6T 15)
UK Kent の 6Ts Anniversary Singles。プレス枚数が少ないうえ、日本のレコード店にはほとんど入っていなくて、なかなか手に入らない。これは、両面ともに Let’s Crossover Again (楽p.237) のコンピレーションに収録されている Stax の未発表音源。大御所といった風格を感じさせる Johnnie Taylor、これは見事というしかない。J.J.Barnes (Revilot 106) の良くも悪くも型にはまったサウンドとは一味違って、重厚なバックもあくまでも引き立て役に回ってディープな歌声が縦横無尽、まさに無敵のヴォーカル。手拍子じゃなくて思わず拳を上げて踊り叫びたくなってしまうエキサイティングな展開だ。Judy Clay は Veda Brown との CD でも聴ける。デモ録音でバックはシンプルながら、力強いビート・ナンバー、後半のドラムスと Judy の絡みも実にかっこいい。
The Metros / My Imagination (UK Kent 6T 13)
Lorraine Chandler / You Only Live Twice (UK Kent 6T 13)
Kent の RCA のノーザン・ソウル・コレクション (楽p.353) に収録されている Pied Piper プロダクションの未発表音源。The Metros はファルセット・シンガーがリードの極上ダンス・ナンバー、エディ・ケンのテンプスみたい。ソウルフルでビューティフル、さらにファンタスティック。Lorraine Chandler は 007 ものでしょうか、曲としてはあまり魅力を感じないが、流石にバック・サウンドは素晴しい。なお、The Metros については、91 年にプレスされた What’s Wrong With Your Love (Soul King 401) というシングルもある。71 年の作で、そちらではバリトンのシンガーが頑張っていらっしゃる。
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Wally Cox / This Man Wants You (UK Kent 6T 5)
これは、楽本の Wally Cox のシングル・レビューでも触れた音。Kent の For Dancers Forever (楽p.321) に収められている Wand の再録音。カリフォルニアの Golden State プロダクションで制作されたもの、少しテンポ・ダウンして、バックの音もぐっとシンプルでヴォーカルがぐいっと前面に出ている。これは渋い、オリジナルの派手なシカゴ・サウンドとはまた違った魅力があって、私のお気に入りの 1 枚であります。
Maxine Brown / It’s Torture (UK Kent Town 110)
Kent の Town シリーズの 1 枚、20 枚ほどのリリースがあり、6T ほどではないが、今となっては入手困難なものも多い。これは、本ブログでも紹介済みの曲。It’s Torture は The Best Of Maxine Brown (UK KENT CDKEND 949)、ウラの I Got Love は Maxine Brown – Spotlight On – Greatest Hits (UK Kent CDKEND 187) で聴ける。両面、バリバリのノーザン・ナンバー、勢いのあるバッキングもさることながら、荒馬を乗りこなすようなマキシン嬢のヴォーカルが圧巻。
Kent から新譜 Maxine Brown / Best Of The Wand Years (CDKEND312) がリリースされ、It’s Torture も収録。
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Frank Wilson / Do I Love You [Indeed I Do] (UK Tamla Motown 1170)
Frank Wilson / My Sugar Baby (UK Joker 716)
Do I Love You のオリジナルとなる Soul 35019 はノーザン・マニアとモータウン・コレクター垂涎のシングルでとんでもない値段が付いている。私はこの UK 盤で愛聴しており、最近ではこれもけっこうな値段が付いているようだ。絢爛豪華なデトロイト・サウンド、有名曲なのでこれ以上の説明不要でしょう。UK Joker のシングルは最近手に入れたもの。この曲、A Cellarful of Motown (Motown / Universal 544 619-2) や Do I Love You / Frank Wilson The Interviews (UK Goldmine GSCD 911) の CD で聴けるが、Motown の CD に入っているものはテンポが速い、Goldmine はオリジナルの Connie Clark とバックが同じで、これは Goldmine からのテイクのようだ。音はあまり良くないが、安かったし、やはり7インチというフォーマットが好きで手が出てしまった。
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J.J.Barnes / Love At First Sight (UK Hayley 006)
Sy Hightower / I Wonder Why (UK Hayley 012)
モダン・ソウルの未発表&レア音源を CD リリースしている UK Hayley からのシングル・カット。11枚のシングルがあり、中でも強力な 2 枚。J.J.Barnes の Love At First Sight は The Fantastic Four の Sweet James Epps (Motorpool 3183) が 83 年にリリースしているモダン・バラッド。そちらは私も持っていないが、Expansion Soul Sauce No.4 (Expansion CDEXP9) というコンピで聴いている。実はこの曲、J.J. Barnes がオリジナルで 75 年の Jimmy James Barnes 名義の Organic と同じセッションでの録音され、お蔵入りとなっていたものだ。はっきり言って、James Epps の方が歌えているのだが、どこか物悲しい J.J.Barnes も泣かせる出来。一方、Sy Hightower はカルト・マニアック・レア・モダン I Know You’re Leaving Me (Carmen 1002) でコレクターに知られる西海岸のシンガー。I Wonder Why は Jerry Pittman という人物がプロデュースした抜群のダンサー。Carmen 盤ほどのマニアックさは無いが、こちらの方がすんなりしていて聴きやすいという人もいらっしゃるかもしれない。それにしても、この独特のかすれ声、何ともいえない味わいを醸し出してくれる。ウラのGo Back Baby はさらにストレート、相変わらず快調な歌いっぷりで、両面素晴しい。なお、グレートな I Know You’re Leaving Me が収録されている CD コンピ V/A Super Cool California Soul 2 (Luv N’ Haight LHCD 053) では、同じく Jerry Pittman がプロデュースした Carmelita の Isn’t It Lonely (Carmen 1001) も聴けます。
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